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お知らせ

ホワイトニングの種類と選び方|自分に合った方法を見つける完全ガイド

ホワイトニングとは?歯を白くする仕組みと基本知識

「歯を白くしたい」と思ったことはありませんか?

コーヒーやお茶、喫煙などの生活習慣や加齢によって、歯は少しずつ黄ばみや着色が進んでいきます。そんな悩みを解決するのがホワイトニングです。

ホワイトニングとは、専用の薬剤を使って歯の表面や内部に蓄積した着色を分解し、本来の白さを取り戻したり、さらに白くしたりする治療法です。歯を削ることなく、安全に歯を白くできる方法として人気を集めています。

歯科医院で行うホワイトニングは、「歯を白くする」という美容目的の施術のため、基本的に保険適用外の自由診療となります。そのため、費用は全額自己負担となりますが、自分に合った方法を選ぶことで、満足度の高い結果を得ることができます。

ホワイトニングの主な種類と特徴

ホワイトニングには大きく分けて4つの種類があります。それぞれに特徴があるので、自分の希望や生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。

1. オフィスホワイトニング|即効性を求める方におすすめ

オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が行う施術です。高濃度の薬剤(主に過酸化水素)を歯に塗布し、特殊な光やレーザーを照射して短時間で歯を白くします。

1回の施術で効果を実感できるため、「結婚式や写真撮影など、すぐに白くしたいイベントがある方」に特におすすめです。

メリットは即効性の高さと、医療機関で行うため安全性が高いこと。デメリットとしては、費用が1回2〜5万円程度とやや高めで、知覚過敏が出やすい場合があることです。

私の臨床経験から言うと、オフィスホワイトニングは1回だけでも効果を実感できますが、理想の白さを得るためには2〜3回程度の施術が必要なケースが多いです。

また、効果の持続期間は個人差がありますが、約3ヶ月〜1年程度。その後は徐々に元の色に戻っていくため、定期的なメンテナンスが必要になります。

2. ホームホワイトニング|自分のペースで白くしたい方に

ホームホワイトニングは、歯科医院で自分の歯型に合わせて作製した専用のマウスピース(トレー)と、低濃度の薬剤(主に過酸化尿素)を使って、自宅で行うホワイトニング方法です。

就寝前や空き時間などに1日1〜2時間程度、マウスピースを装着して継続的に行います。効果が出るまでに1〜3ヶ月ほどかかりますが、徐々に自然な白さになるのが特徴です。

メリットは白さが長持ちしやすいことと、自分のスケジュールで取り組めること。デメリットは効果が出るまでに時間がかかることと、毎日の継続が必要なことです。

費用は2〜4万円程度で、効果の持続期間は半年〜1年ほど。オフィスホワイトニングよりも長持ちする傾向があります。

3. デュアルホワイトニング|効果も持続力も妥協したくない方に

デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。まず歯科医院でオフィスホワイトニングを行い、その後自宅でホームホワイトニングを継続します。

即効性と持続性の両方を兼ね備えた方法で、「短期間でしっかり白くしたいけれど、長く持たせたい」という方に最適です。

メリットは高い効果と持続性、満足度の高さ。デメリットは費用が最も高額(5〜8万円程度)で、通院と自宅ケアの両方が必要なことです。

効果の持続期間は1〜2年程度と、単独の方法よりも長いのが特徴です。

4. セルフホワイトニング|気軽に試してみたい方に

セルフホワイトニングは、市販のホワイトニング歯磨き粉や歯の消しゴムなどを使って自分で行う方法と、ホワイトニングサロンで行う方法があります。

医療機関で行うホワイトニングとは異なり、歯を漂白する作用は持ちません。主に歯の表面に付着した汚れを除去し、歯本来の白さに近づける方法です。

メリットは低コストで気軽に始められること。デメリットは効果が限定的で、即効性や持続性はあまり期待できないことです。

費用は市販品で500円〜5,000円程度、サロンで1回2,000円〜5,000円程度です。

ホワイトニングの種類別比較表

各ホワイトニング方法の特徴を比較してみましょう。自分の希望や生活スタイルに合った方法を選ぶ際の参考にしてください。

オフィスホワイトニングは、「短期間で効果を出したい」方におすすめです。即効性が高く、1回の施術でも効果を実感できますが、費用は1回あたり2〜5万円程度とやや高めです。効果の持続期間は3ヶ月〜1年程度で、定期的なメンテナンスが必要になります。

ホームホワイトニングは、「自然な白さで長持ちさせたい」方に向いています。効果が出るまでに1〜3ヶ月かかりますが、白さが長持ちしやすく、自分のペースで取り組めるのが魅力です。費用は2〜4万円程度で、効果の持続期間は半年〜1年ほどです。

デュアルホワイトニングは、「即効性も長持ちも両方欲しい」方に最適です。オフィスとホームを組み合わせることで、高い効果と持続性を実現できますが、費用は5〜8万円程度と最も高額です。効果の持続期間は1〜2年程度と長いのが特徴です。

セルフホワイトニングは、「まずは気軽に試してみたい」方におすすめです。低コストで始められますが、効果は限定的で、持続期間も短めです。費用は市販品で500円〜5,000円程度、サロンで1回2,000円〜5,000円程度です。

自分に合ったホワイトニングの選び方

ホワイトニングを選ぶ際には、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。

1. 希望する白さのレベルと期間

どの程度白くしたいか、そしてどのくらいの期間で効果を得たいかによって、適した方法が変わります。

短期間で大きな効果を求める場合は、オフィスホワイトニングやデュアルホワイトニングがおすすめです。徐々に自然な白さを目指したい場合は、ホームホワイトニングが向いています。

私の患者さんの中には、結婚式の2週間前に来院され、「できるだけ早く白くしたい」というケースがありました。このような場合は、オフィスホワイトニングを2回行い、その後の色戻りを防ぐためにホームホワイトニングを併用する方法をご提案しています。

2. 予算と時間的制約

予算や通院できる頻度、自宅でのケアに割ける時間も重要な判断材料です。

費用を抑えたい場合は、ホームホワイトニングやセルフホワイトニングから始めるのも一つの方法です。忙しくて通院が難しい方は、自宅で行えるホームホワイトニングが便利でしょう。

一方、「確実に効果を得たい」「自分で続けるのは難しい」という方には、歯科医院でのオフィスホワイトニングがおすすめです。

3. 歯の状態と生活習慣

歯の状態や普段の生活習慣も、ホワイトニングの効果や持続期間に影響します。

虫歯や歯周病がある場合は、まずそれらの治療を優先する必要があります。また、コーヒーやお茶、赤ワインをよく飲む方、喫煙習慣がある方は、ホワイトニング後も着色しやすい傾向があるため、メンテナンスの頻度を高めることをおすすめします。

どうですか?自分の生活習慣を振り返ってみると、歯の着色の原因が見えてくるかもしれませんね。

4. 知覚過敏のリスク

ホワイトニングでは、一時的に知覚過敏(しみる症状)が出ることがあります。元々歯がしみやすい方は、低濃度の薬剤を使用するホームホワイトニングから始めるのが安心です。

当院では、知覚過敏が心配な患者さんには、事前に知覚過敏抑制剤を使用したり、濃度を調整したりするなど、個々の状態に合わせた対応を行っています。

ホワイトニングの効果を長持ちさせるコツ

せっかくホワイトニングをしても、その後のケアを怠ると効果が持続しません。以下のポイントを意識して、白い歯をキープしましょう。

1. 着色しやすい飲食物に注意

コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレーなどの着色しやすい飲食物は、できるだけ控えるか、摂取後すぐにうがいをするようにしましょう。

特にホワイトニング直後の48時間は、歯の表面が若干多孔質になっているため、着色しやすい状態です。この期間は「ホワイトニングダイエット」と呼ばれ、色の濃い食べ物・飲み物を避けることが推奨されます。

患者さんには「白いものしか食べられないと思ってください」とお伝えしています。白いご飯、豆腐、白身魚、鶏肉、カリフラワーなどが良い例です。

2. 定期的なメンテナンス

歯科医院での定期的なクリーニングを受けることで、付着した着色汚れを除去し、ホワイトニングの効果を長持ちさせることができます。

また、必要に応じてホームホワイトニングの薬剤を追加購入し、月に1〜2回程度のタッチアップを行うのも効果的です。

3. 適切な歯磨きとオーラルケア

毎日の丁寧な歯磨きと、フロスや歯間ブラシなどの補助用具の使用も大切です。

ホワイトニング効果を維持するためには、歯の表面に付着する着色汚れをこまめに除去することが重要です。

特殊なケース:神経のない歯のホワイトニング

虫歯治療などで神経を抜いた歯(失活歯)は、時間とともに黒ずんでくることがあります。このような場合には、通常のホワイトニングとは異なる「ウォーキングブリーチ」という方法が行われることがあります。

ウォーキングブリーチは、歯の内部から薬剤を入れて白くする方法で、神経のない特定の歯のみに適用できます。

この方法は一般的なホワイトニングとは異なり、適応できる歯が限られていますので、歯科医師と相談の上、判断する必要があります。

まとめ:自分に合ったホワイトニングで理想の白い歯を

ホワイトニングには、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニング、セルフホワイトニングの4種類があり、それぞれに特徴があります。

自分の希望する白さのレベルや期間、予算、生活スタイルなどを考慮して、最適な方法を選ぶことが大切です。

「どのホワイトニングが自分に合っているのかわからない」という方は、まずは歯科医院でのカウンセリングを受けてみることをおすすめします。専門家の視点から、あなたの歯の状態や希望に合わせた最適なプランを提案してもらえるでしょう。

白く美しい歯は、笑顔に自信をもたらし、印象を大きく変えます。ぜひ自分に合ったホワイトニングで、理想の白い歯を手に入れてください。

詳しい相談やカウンセリングをご希望の方は、ノアデンタルクリニック・ホワイトエッセンスまでお気軽にお問い合わせください。ホワイトエッセンス認定セラピストが、あなたに最適なホワイトニングプランをご提案いたします。

ノアデンタルクリニック・ホワイトエッセンス公式サイトで、さらに詳しい情報をご覧いただけます。

ノアデンタルクリニック院長

渡辺 徹也Watanabe Tetsuya

略歴

  • 2000年朝日大学歯学部卒
  • 2001年朝日大学歯学部歯学研究科(歯周病学専攻)入学
  • 2005年同 修了(歯学博士)
  • 2005年~土田歯科医院に勤務
    朝日大学歯周病学講座 非常勤講師 併任
  • 2009年~土田歯科医院 退職 非常勤に(矯正治療担当)
  • 2009年4月ノアデンタルクリニックを開設
  • 2012年8月ノアデンタルクリニック・ホワイトエッセンスに改名
  • 2014年4月保険医療機関指定を辞退 自費専門医院に
  • 2024年4月医療法人スマイルアークとして法人化

研修

  • 藤本順平先生 補綴・咬合コース 修了
  • 弘岡秀明先生 歯周病コース 修了
  • 堀田康記先生 インプラントコース 修了
  • 石井宏先生 歯内療法コース 修了
  • 高橋登先生 レジン修復コース 修了
  • 三根治先生 歯列矯正コース 修了
  • 尾谷幸治先生 医療面接コース 修了
  • Dowen Birkhed/Peter Lingstrom教授
    むし歯(予防)学コース 修了
  • 秋山勝彦先生 マイクロスコープ歯周病コース 修了

所属学会

  • 日本歯周病学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本顕微鏡歯科学会
  • 宮崎インプラント研究会(2005-2008)
  • 愛知インプラントセンター(2007-)
  • 歯科臨床研鑽会 役員
  • Journal Club
  • 株式会社松風 プロダクトアドバイザー

その他

  • 朝日大学歯周病学講座 非常勤講師
  • 日本歯周病学会認定医
  • 日本顕微鏡歯科学会
  • 日本顕微鏡歯科学会認定医
  • 第2種滅菌技士
  • 歯科臨床研鑽会 役員
  • 同マイクロスコープstep-upセミナー講師( ダイレクトボンディング担当)
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