急ぎとのことですのでこちらも取り急ぎ・・
文面から想像出来る範囲では、担当医の先生の判断で、不自然な点は特に感じません。
ねこねこさんの様な生え方の親知らずの抜歯・非抜歯の判断やその時期については色々方針は分かれても普通で、ベストは多分ありません。
このサイトの親知らずについての解説(→親知らずの抜歯)と、関連する質問に対する答えなども読まれてるかと思いますが、その上でなら、ねこねこさんの希望を先生にお願いしてみていいと思いますよ。
もしいずれは抜きたいと決めているのなら、基本的には田尾先生の解説通り、早い時期の方が良いのですが(25歳あたりをすぎると予後が徐々に悪くなるという報告もあります)、少し時間をおいた方が神経と親知らずが離れて安全に抜けるかもという担当の先生の気持ちももっともです。
で下をまだ抜かないのなら上という判断もおかしくはないと思います。
どんな歯なのか詳しくはわからないですが、歯ブラシも届きにくくてかみ合わせの役には立たないのに虫歯になりかけ・・ということが多いですから。
下の親知らずはレントゲンを見て、神経にかかっていると判断された様ですが、医師は悪い方で説明しなくてはいけません。レントゲンは影絵の様なものですから、親知らずが神経と本当に接しているかはわかりません。(前後に重なって見えてるだけというのがほとんどです)
一応レントゲンで確認して、抜く必要があれば怪しくても怪しくなくてもただ慎重に抜くことになります。
歯科医が下の親知らずを抜くときに一番心配なのは、神経を損傷する・・というリスクがないことはない(100人に1人ぐらいという話も聞いたことはありますが、実際はもっと少ないでしょう)ということですので、その危険を考慮した治療計画だと思います。
患者さん自身がその危険性を知っているのでしたら、抜いても問題ないと思います。利点欠点とねこねこさんの希望を合わせ考えて下さい。
因みにもしまだ痛みがあるのでしたら、部分麻酔が効きにくいです。
神経の損傷が不幸にも実際に起きて、抜いた側の唇の麻痺(麻酔の効いてる様なしびれた感じ)が起きたとしても、大半はゆっくりと時間をかけて治癒することが多いそうです。が、中には一生続く場合もあります。
上の場合なら少ないのですが、下の親知らずを抜いた後は数日ぐらいは腫れることが多く、中には1週間ぐらい、口も2cm程度しか開かなくなる方もいらっしゃいます。
せめて抜く前には体調を整えて、もしも喫煙されてる場合は出来れば禁煙し、万全の状態で臨んで下さい。
うまくいくといいですね。
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