私も田尾先生と同じ意見で、まずはしばらく様子を見た方が良いと思います。
さくらさんが今感じておられる“軽い違和感(痛み)”の原因については、特定は出来ません。うがいの可能性もまったくのゼロではありませんが、噛み合わせや、あるいは食べかすやプラークがたまって、歯ぐきが腫れてる可能性もあります。
まずは今日からプラークコントロールの見直しぐらいから始めて(歯間ブラシが通るなら毎日通してみるとか)もう数ヶ月、様子を見られてはどうでしょうか。
根管治療がうまくいってない場合(それでもうがいが原因とは特定できませんが)、早ければ数ヶ月ぐらいでレントゲン写真には変化が見つかるかと思います。
あと、根管治療が失敗していた場合に、できるなら早めの治療を・・と言われるのは、失敗していた場合にレントゲン写真で根っこの先に見つかる透過像(黒く、丸っぽく見えます)が大きいものよりも小さいものの方がまだ治療の成功率が高いということが分かっているからです。
ですから肝心なことは、症状があってもなくても、時々レントゲン写真で治療の予後を確認して、異常(←自覚症状の有無だけではなく)が見つかった場合には早めの対処をしていくことだと思いますよ。
あとひとつ、「根管治療の最後の充填される前」とのお話ですが、その後「インレー」の型をとっているはずです。
根管充填はすでに終わった後に、インレーの型をとる前にもう一度、形を整える目的で詰め物をするという工程がありますから、もしかすると、その間であったという可能性はないでしょうか。
・ ・であって欲しいという希望ですが。
もしも根管治療が失敗していた場合には、根管の中からはもともと唾液の中にいたはずの細菌が検出されるそうです。
ですから唾液の混入というのは理屈で考えると完全にクロなのですが、日本の専門書にはラバーを使わずに治療している写真が平気で載っているというのが残念ながら現状です。
まずはさくらさんの感じている違和感が、なくなることを願うばかりです。
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