痛みの原因は、おそらく細菌感染か、治療の時に使用した薬剤による刺激の可能性が高いと思います。
細菌感染による痛みは、神経を抜く治療の場合、”完璧”な治療を行っていても10%ぐらいは有り得ることです。
⇒参考:根管治療
この場合治療は”完璧”でも、結果的に消毒がうまく行ってないということになります。ですから、成功率は更に落ちてしまいますが、再治療をしないと痛みは治りません。
もしも、薬剤などの刺激が原因であれば、もう少し早く痛みは引いて行くことが多いと思います。でもそれも人ぞれぞれですから、もう少し様子を見てもいいかも知れません。薬剤に対しては、身体が分解したり適応したりして痛みは徐々にやわらいでいくので、担当の先生はおそらくこちらを想定していると思いますよ。
期間の目安としては、治療が終わってから大体3ヶ月を過ぎるとレントゲンで変化が認められる様になりますので、食事に差し障りがない程度でしたらそれぐらい待たれてもいいと思います。(これからかぶせ物を作る予定などがもしあったら、それまで延期してもらって下さい)
あと、場合によっては治療法の選択自体が間違っていたという可能性も、少ないですがあります。まずは3ヶ月待って、レントゲンを撮って貰って、それでも担当の先生がどうしても取り合ってくれない様でしたら、他の先生に見てもらえばハッと気づく場合もありますよ。担当医はあまり気軽に変えるべきではないですが、見る人によって癖や思い込みなど、診断には色んなことが影響しますからね。
なんだか禅問答みたいな話しになってしまいましたが、治療が”完璧”でも、結果的にうまく行かなかったり、診断が間違ってるということは有り得るということです。(そもそも100%上手く行く治療法自体が存在しませんので。。)
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