学生とのことですが、どの治療法にも利点欠点があります。
利点だらけの方法があれば他の方法はなくなりますし、欠点だらけの方法があれば消えますよね?
当たり前の話です。
それと治療対象となる患者さんは人間ですから、口腔内の環境やバックグラウンドなどがお一人お一人でまったく異なります。
例えば同じ大きさのむし歯一本の治療方針についても、「良い方法」というのは例えばその患者さんの年齢だとか、通院頻度だとか、経済的な事情だとかで判断が変わる可能性があります。
インプラントもその一つに過ぎません。
良いとか悪いとかではなく、あくまでも選択肢の一つです。
ちなみに私自身は欠損歯がないのですが、父の欠損にはブリッジを選択しましたし、母の欠損にはインプラントを選択しましたよ。
専門分野を持つことも良いことですが、バランスよく全体を俯瞰出来る能力も今後ますます大切になってくると思います。
勉強頑張って下さいね。
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