こんばんは。
以前の投稿も拝見しました。
が、そんなに心配しなくても良さそうには思います。。
(もちろん実際に診察してみないと確証はありませんが)
まず細かい話ですが、用語の定義として、「歯周病」という病名の中に歯肉が腫れている"だけ"の「歯肉炎」の状態と、骨も溶け始めている「歯周炎」という状態が含まれています。
おそらく麺さんが心配されているのは「歯周炎になっているのではないか」という話だと思いますが、通常30歳ぐらいからしか歯周炎にはなろうと思ってもなれないので、現在のところはかなりの高確率で「まだなっていない」と言い切れると思います。
ただしごく稀に、非常に稀なのですが「侵襲性歯周炎」(旧名:若年性歯周炎)というのがありますので、その可能性まで心配するとしたら多少歯周病に力を入れていそうな歯科医院で一度検査を受ければすぐに分かると思います。
歯周病学会のホームページに認定医や専門医のリストが載っていますから、通えそうなところで探してみればいいと思いますよ。
前回の投稿で船橋先生がコメントされていた様に、歯肉の位置や形状はおそらく「個性」の範囲だと思います。
まだ成長期ですから、注意して見ていれば見た目の変化は自然に起こります。
「二十歳で入れ歯になることが・・」なんて心配はしなくて大丈夫ですよ。(万一侵襲性歯周炎だったとしてもそれはほぼないです)
それよりも今から気にして欲しいことは、正しい予防の知識を身に付けて実践していくことです。
セルフケアも乱暴ではいけませんし、不足しているのもよくありません。
補助的に、クリニックで行うプロフェッショナルケア(清掃そのものや助言)も適切であることが望ましいです。
不自然なことにどこの歯科医院でも「歯周病治療は大切だ」「予防が大切だ」と言っているのにも関わらず、成人の8割は歯周"病"と言われ、80歳までに歯周病(正確には重度の歯周炎)を理由に平均で6本程度の歯を失っている訳です。
仮に放置していれば歯周病が重症になってしまうタイプだったとしても、それでも遅くとも30歳ぐらいまでに良い指導者と出会うことが出来れば(歯周病予防的には)十分100点満点を目指せると思いますよ。
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