色々な考えはあるかと思いますが、個人的には
>マイクロスコープは道具にすぎないということは理解しておりますが、再々根管治療はどうしても避けたいのでまずはマイクロスコープをキーワードに絞りこんでいる状況です。
>(面接前の書類選考といったところでしょうか^^;)
という考えにはとても賛成です。
知人や友人のために歯科医院を探す時にも、当てがない場合は自分もそうします。
このサイトでもう10年近く、そういうことを書き続けたせいか(←多分関係ないですけど)最近では集客ツール的に持っている医院もあったり、遂には保険点数にも一部関わる様になってきました。
ですので”書類選考”の時点での選択肢の幅はだいぶ広がってきていると思います。
あとは予算で、保険か自費かでしょうね。
可能なら当然自費の方が、良い治療をうけられる確率が断然高まると思います。
保険の歯科医院で根管治療を自費で行うというのはルール的に原則不可能ですから、必然的に自費専門医院(根管治療専門or何でも自費のみ)か普通の医院か、という選択肢になると思います。
でもあくまでも確率の違いですから、保険で、マイクロがなくても治る可能性もありますし、自費でマイクロがあっても治らない可能性もあります。
ご質問の、どの処置でマイクロを使うか使わないか・・という細かい状況については、担当医の判断でいいのではないでしょうかね。
マイクロはやはり結局ただの道具ですので、正確な治療をするのにどこまで使うかも人それぞれだと思います。
そういえば先日、久しぶりに来院された患者さんがご家庭の事情でしばらく保険の歯科医院に行かれていたとのことだったのですが、「歯内療法(根管治療)専門医」「マイクロあり」で通ったのに、散々な目にあった・・といって戻ってみえました。
話によれば専門医なのにマイクロもラバーダムも使ってる気配が全くなく、回数はやたらかかるし拝見するとその歯も多分もう・・。
そういうこともありますので確率は高いに越したことはないですが、ご予算もありますしね。
保険治療で根管治療がうまく行けば非常にラッキーですし、それを最初から全部自費でやったとしても、仮に根管治療に失敗して抜歯になってインプラントを一本埋入したとしても、コスト的には大差ないのではないでしょうか。
マイクロ、ラバーダムというのは10年前から思っていたことなのですが、今時なもう一つ、"書類選考"に活かせそうな、ハード面の目安としては、「マイクロの動画プレゼンシステム」があります。
これはまだまだ本当に普及してないのですが、ちょうど先月、当院では衛生士用(つまりメインテナンスでも使う用)にも導入したところ、それでさえも非常に好評です。
まさに「百聞は一見に如かず」といったところで、マイクロで術者が見ている景色を一緒に見られれば安心感も増すでしょうし、少なくとも「患者さんに見せられる治療」はされていると考えられるのではないでしょうか。
歯科医院が7万軒弱に対して、マイクロ導入はそろそろ2000軒ぐらいになるかと思います。
(半分以上は日常的には使われていないとも聞きます)
プレゼンシステムは本格的なもの(タイムラグなしで瞬時に術前術後の比較等まで見せられるようなもの)だとマイクロがあって、使いこなせてる医院に大抵は絞られるでしょうし、噂話等鑑みても100〜200軒ぐらいだと思います。
導入していてもHPに乗せているとは限らないので探すのも難しいかも知れませんが、参考にしてみてはいかがでしょうか。
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