初めまして。
大変そうですねー。。。全身的にも不調になっているということでしょうか。
とすると、・・・出来れば触れたくないジャンルです。
というのも、かみ合わせを治して(?)身体の調子が良くなる。あるいは、かみ合わせが悪いから身体の調子が悪い。みたいな話は、、、難しい問題なのです。
かみ合わせと顎や全身状態の関連性を主張する先生方は、下顎の位置が中心からずれると背骨も曲がり、血行が悪くなるから全身の色んな不調に繋がる、と言います(たぶん)
中でも顎についてはもうちょっともっともらしく説明されます。
ところがこれらのことについて、科学的な立証は一切されてませんし、内容的に証明のしようもないので、「歯医者だから歯の治療で何でも治せると言いたいだけじゃないのか?」とも勘繰れてしまう訳です。
で基本的な知識や技術も中途半端な歯医者がそこに手を出して、訴訟をかかえるというパターンもよく聞きます。
実際にかみ合わせの治療をして、肩こりが治ったとか、そんな実例は確かに山ほどあるのですが、”偶然”とか、”思い込み”の可能性も高く、あーなんともコメントしづらい。。
ですから両派の先生方が揃ってしまえば、喧々諤々となってしまう訳です。
ほんとのところは私にはわかりません。
少なくとも、akitakaさんの今の状態をこれからなんとかするとしたら、心理的アプローチとかみ合わせの治療の2通りが必要だと思います。
不快に思われる可能性がある為普段はあまり強調しない様にしているのですが、歯や顎、頭や首などに痛みを感じている場合には、心理的アプローチは実は必須です。痛みと精神的ストレスに密接な関連があることは間違いありません。
ただ歯医者は心の専門家とは言えませんから、必要なら心療内科などと連携した方がいいと思います。
それとかみ合わせについては、元の状態がわからない以上、教科書通りのかみ合わせを作っていくことになると思います。
教科書通りのかみ合わせというのが、必ず必要とは言えませんが、少なくとも悪いはずはないからです。
ところが、akitakaさんは意思とは関係なく、今まで歯医者にかみ合わせを触られすぎたあまりに、ガタガタになった訳です。実際に何軒も回ってお手上げされてるのなら、ひとまず諦めましょう。
で、応急的にマウスピースを作製するのがいいと思います。マウスピースで擬似的に理想的なかみ合わせ(というよりも、理想的な筋肉や顎関節の状態)を作り出します。悪いことではないですし、合わなければ捨てればいいことですから。
マウスピースも色々な作り方をされる先生がいらっしゃいますので、出来れば一軒づつ試してみて下さい。
いいマウスピースを作ってくれた歯医者なら、「教科書通り」のかみ合わせ、あるいはakitakaさんに合ったかみ合わせを理解されてる可能性が高いですので、そこで最終的なかみ合わせの治療も受けます。
そして同時進行で心療内科などもあたられてはどうでしょうか。おそらく口の中だけで解決する問題ではないはずです。
削られた歯や、元のかみ合わせは、いくら嘆いても戻ってきません。
akitakaさんにとって良い方法を提示してくれる歯医者やカウンセラーは必ずいると思います。
少なくとも元通りの全身状態には戻らないはずがないですから、諦めず前向きに探してみてはいかがでしょうか。
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