インプラントのピン(フィクスチャー)の適切な長さについて○○mmあれば大丈夫、といったことはまだ一概には言えないのですが、少し前までの標準的な長さは、
長さ10mmぐらい、直径(幅)4mmぐらい、
だったと思います。
それが最近になって、もう少しなら短めでも大丈夫かも? というデータが出てきている様に感じます。
ガラスの玉ねぎさんの場合の、
>長 さ:8.5mm、 幅:4.5mm
であれば、表面積で計算すれば上記の数値とほぼ同等だと思いますので、感覚的にほぼ問題なさそうな感じはしますね。
>質問ですが、深さが8.7mmのところ、8.5mmとすると、0.2mmの余裕しかありませんが、突き抜けたりしないのでしょうか。
についてはその通りで、骨に穴を開けるドリルは先端が必ず△に尖っていて、その長さは+で必要ですから、実質8.5+0.何mmかの穴はあけます。
そもそも手作業ですから、コンマ1mm単位でのコントロールはまず無理ですし、突き抜ける可能性は小さくないと思われます。
ですが、上顎の骨を突き抜けて上顎洞に貫通する場合、おそらく説明もあったと思うのですが骨の上にある膜だけ残して完全には貫通させないテクニックもありますし、仮に完全に貫通してしまっても上顎洞は「身体の外側」になるので問題が起きることはおそらくない、ということも言えると思います。
ですので長さの安心を取るか、術式の安心を取るか、どちらも悪くありませんので、
>先生は、ピンは長い方がいいけれど、不安なら7.5mmでもいいですよと仰っていましたが、
という説明になると私も思います。
ガラスの玉ねぎさんに決めきれなければ、先生に一任されてはいかがでしょうか?
|