いつもこちらの相談室を興味深く読ませて頂いております。
今日は、私の上顎左7番(抜髄済み)について質問させてください。
治療途中で転院しており、近いうちに再根管治療になると思われる歯です。
もう過ぎたことですし思い返すのもつらいのですが、転院前の医院で受けた治療について、今いちど客観的に把握し、自分が受けた治療がどうであったのかを総括したうえで、これからの再根管治療に向き合っていきたいと考えての相談です。
よろしくお願い致します。
この歯は、自宅近くにある「よくある保険中心の医院」で治療を行いました。
根管充填まで行きましたが、コアをたてる前に他院に転院しました。
当時、並行して別な病院にかかっており(水平埋伏智歯の抜歯のため)、そこで
「歯科治療というのは良い医療機関とそうでないところで、かなりの差があるようだ」
ということにたまたま気付いてしまい、しかもその落差が大きすぎて精神的に参ってしまいました。
もう近所の医院での治療続行は困難だと感じ、そのまま智歯抜歯を行ったところに転院してしたという経緯です。
転院先の病院で、14枚法にてデンタル撮影したところ、件の上顎左7番は、3本根があるようだけれど2本しか充填されていないようだということが分かりました。
その時の医師の説明を細かくは覚えていませんが、私も説明を受けながらデンタルを見たところ、3本足なのに、1本だけガッターパーチャが白く写っておらず、何も入っていない根がありました。
近所の医院で根充を行った際は、衛生士の方がデンタル撮影し、「オッケーです」と診断を下されて帰されましたので、この点について医師の説明はありませんでした。
また、この根充後のデンタルを医師は見ておらず、そのまま次の予約時に保険のメタルコアのための印象を採られました(コアの選択肢はきかれていません…)。
転院先の先生の話では、この空白の1本は、根管を探れなくてこうなったのか、あるいは神経があるように見えて、無いというケースもあるというようなことも言われました。
(もっと違うような説明の仕方だったかもしれないのですが、だいたいこんな感じに言われたように思います、自信はありませんけど……)
質問項目を整理します。
1.
転院先の先生の話のように、神経があるように見えて無い??というようなケースは、実際にどのくらいの確率であるのでしょうか。
客観的なデータがあるようでしたら是非知りたいです。
上顎の臼歯には、第四根管も存在する場合があるというぐらいなので、神経があるように見えて無いなんて、かなりレアケースでしょうか。
2.
私の場合、抜髄後、次の予約時にすぐに根充されました。
友達にきくと「充填までに何度も消毒したりしてもらった」という話も聞くのですが、面倒な根っこでなければ(湾曲とか狭窄していなくて)、抜髄後すぐ翌週に充填というのはふつうの手順だったと考えてよいのでしょうか。
3.
近所の医院では、ラバーダムはもちろんですが、キャナルメーターというのも使っていませんでした。
色々調べていてエンド専用のバーもあるというのを知りましたが、そういうものを使ってもらっていたのかどうかも……??
他の質問回答のなかで、井野先生のご師匠の「エンドはある程度の知識があれば、後は技術と道具で決まる」というお話しがありましたが、ラバーダム以外の道具の面では、前述のような道具はやはり必須アイテムだったのでしょうか。
4.
貼薬をして仮封されて帰宅したあと、貼薬が漏れているのか、口のなかが絶えず薬っぽい匂いでした。
他スレを読ませて頂いていても、私に使われた仮封剤がいいかげんなものだった可能性が高いなぁと思ったのですが、このように仮封後に薬っぽい味がしてくるのは普通ではないですよね?
5.
根管充填前に根の洗浄というのをきちんとしてもらった記憶がありません(他サイトで読んだのですが、数十分も行うとか??)。保険治療だとこれが普通なのでしょうけれど、理想的な根管治療においては、一般的にどのくらい洗浄などの前処置を行うものでしょうか。
細かい質問ばかり、申し訳ありません。今はラバーダムを使ってもらえるところに転院していますので安心ではありますが、再根管治療は正直とても怖いです。しかし、きちんと気持ちを整理して、正しい情報を得たうえで立ち向かっていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。 |