>無菌状態を目指すことで、根管治療の成功率の上昇が見込めると理解しました。
・・ということで良いと思います。
逆に言うと無菌になる訳ではないですし、成功率が100%になる訳でもないです。
>根管治療で薬を何回か入れる(ファイルで掃除と消毒を繰り返すときの薬)とそれによって混入した細菌を殺すことができるということはないのでしょうか?
ということもあると思います。
もう少し正確に書くと、細菌数を(ゼロにまでする必要はないし、ならない)身体が許容してくれるぐらいの量にまで、運良く減らせることもあれば減らせないこともあると思います。
雑〜な根管治療でも成功(後々膿んでこない)する場合もあれば、まったく逆の場合も実際には珍しくありません。
必ず○○をすれば成功するし、××をすると失敗するというものではないと思います。
必要性と言っても、車に乗るのにシートベルトは必要か?エアバックは必要か?時速60kmは安全か?みたいな話で、ラバーダムも含めてあらゆる手技、材料について費用や手間に対する効果や効率など考えながら総合的に判断する、ということになると思いますよ。
もう少し似た例えにするとしたら、開腹手術をするのに必ずオペ室で行う必要があるかどうか?がいいかも知れません。
普通の部屋や屋外で開腹手術をしたとしても、必ず失敗するということにはならないと思いますし、それが仕方がない場合も実際にはあると思います。
もちろん個人的には必須と思っていますので、そういうことも含めて時間もチャージも頂いている訳ですが、それでも結果を保証することは出来ないですしね。
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