「古くなったから」と言う理由だけで悪くなるものではありませんので、それだけの理由で交換することはお勧めしません。
あと、やり替える以上は今よりも良い状態になる可能性が高くなければやはりお勧め出来ません。
銀歯→銀歯 なら、確率的には今と同じに状態に戻るだけの可能性が高いですよね?
下手をすれば今よりも悪くなります。
これが銀歯→白い歯 でも良くなるとは言い切れません。
今が確実に悪い状態と判断出来るか、もしくは今の銀歯は悪くなくても、今よりも確実に良い状態が作れそうだと確信出来なければ、やり替えはしない方がいいと思いますよ。
>@について
削ります。
私の場合は、他の先生が行った治療の後だと結構量を削ることも多いです。
>Aについて
クラウンとインレーの話だと思うのですが、インレー→クラウンの場合は誰がやっても相当削ることになります。
ただインレーよりもクラウンの方がトラブルは少ないですが、トラブルが起きた場合のリカバリーは歯質が少なくなっている分難しくもなると思います。
1歯1歯での診断が必要ですから、今悩む問題ではないと思いますよ。
>Bについて
完全な方法はありません。
山田先生がお書きの様に、@出来るだけ詳しく診て診査する(視診)のと、A出来るだけ精度を高くエックス線での診査を行うことが事前に出来る方法で、優秀な先生であればあるほど、おおよその検討はつけられるはずです。
患者さんの立場でその先生の診断力を推測するのは難しいですが、
@の精度を上げるためには肉眼で診るなら老眼でない方が良いでしょうし、老眼があってもなくてもルーペ、出来ればマイクロスコープを使って診る方がよく見えます。
診る時間も短いよりは長い方がいいでしょうし、患者さん自身でどの歯が特に心配などの情報提供があれば診るポイントが絞れ、更に精度は上がると思います。
Aについては、パノラマ撮影よりはデンタル撮影、デンタルも可能なら1方向の撮影よりも複数枚撮影した方がいいですし、普通一般的なデンタル撮影よりも平行法、咬翼法(バイトウイング)という撮影の方が適していると言われますし、他にも細々したポイントもあるのですが患者さんに分かりやすいのはパノラマかデンタルか、あたりでしょうか。
デジタルかどうかというのもHPに書いてあることがあるので分かりやすいのですけど、診断精度の差にはそれほど影響ないだろうというのが個人的な感想です。
あとは何よりも、診る回数が増えることも重要です。
本来保険は適用出来ないことになるのですが、痛いとか何か自覚症状が出てから歯医者に行くのではなくて普段から予防目的で歯科医院に定期的に通院しておくことも大切だと思いますよ。
いつでも相談出来る、信頼出来るかかりつけの先生をみつけておかれることをお勧めします。
お大事にどうぞ。
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