こんばんは。
色々な意見がありますのでそのひとつとしてですが、自分や自分の身内なら拡大鏡はもちろん、可能ならマイクロスコープを日常的に使っている医院の中からかかりつけを探します。
上の高田先生のケースもそうですが、こういうのは非常・・に細かい、精密作業ですからね。
高田先生も強拡大の拡大鏡か超高級(値段は関係ないですけど・・)マイクロスコープを使っての診療です。
視野を拡大することで"持ち"に差が確実に出るのかと言わればそれを証明出来る科学的な研究論文もなく、機器よりも腕の差の方が大きいので結局のところは先生次第としか言いようがないのですけど、見えてないものを勘で触っている技術者よりも見えているところで作業している技術者を選ぶのは自分としては自然なことだと思います。
暗くて狭い口の中で、歯の削った面の、数十ミクロンの凸凹が肉眼で見えているのかどうかは、想像すればすぐに分かることだと思います。
もちろん拡大していればOKという意味ではなく、拡大してからがスタートだと思いますけどね。
かなり個人的な意見です。
>イーマックス(e.max)はオールセラミックと同等とみなして良いのでしょうか?
オールセラミックの中に、色々なものが含まれていて、e.maxはその1つ、と言う意味です。
色々あるオールセラミックの中では、比較的割れ難く、寸法誤差の出難い良い材料だと思いますよ。
>「価格が良心的」と書きましたが、
私の場合ですが、医療においては安いのが「良心的」だとは思わないですね。
関係ないですけど、自分の近視矯正手術をする時も値段が平均以上のところを探しました。
35000円ですか・・当院だったらその2〜3倍は頂かないと提供出来るレベルの物は作れないと思います。(インレーは難しいので滅多にやりませんけど)
上の高田先生の症例も大体知ってますが、35000円とかでは全然ないですよ。
歯科は材料代よりも技術や時間にかかるコストの方がはるかに大きいですから、しっかりじっくり作ると高額になるのが常ですね。
>「口腔外科もやっているから腕がいい」というのは素人判断でしょうか?
・・ですね^^;
専門分野が違いますから、風邪を引いてるのに外科の先生を選んでいる様なものです。
もちろん、外科出身の先生だけど消化器内科や眼科にも精通している先生も中にはおられますし、外科出身だけど外科が平均以下の先生もおられるでしょうから一概には言えませんが、選択基準としてはかなり頼りないですよね。
歯科の場合分かり辛いですよね。
>歯科の雰囲気はよく、説明も丁寧で、価格も良心的、衛生面は徹底され、質問にはきちっと答え、保証も5年あります。
価格以外のところは素晴らしいことだと思います。
ところで思ったのですけど、今回初めて見つかったむし歯ということなら、場合によってはレジン充填が最良、ということも考えられます。(先生の技術、慣れ、得意分野、むし歯の部位や範囲、噛み合わせの状態などにもよるのでこれも一概には言えません)
隣接面のむし歯が見つかった、と言う意味だと思うのですが、仮に3年前までそこにむし歯が本当になかったのだとしたら、年齢的に今さら新しく出来る様な部位でもありません。
歯科ではよくあることなのですが、先生ごとの「診断のズレ」の疑いも持てると思います。
インレー修復は非常に精度が出づらく、うっかりしてると2次カリエスになることの多い治療法ですから、下手をすると削らなくてもいい歯をインレーにしたためにその歯の寿命を極端に縮める危険さえ実際はあると思います。
大げさかも知れませんが運命の分かれ道の様な感じもしないでもないので、少しでも不安を感じているのならどこか他の医院でセカンドオピニオンを求めてみてもいいのではないかと思いますよ。
参考⇒セカンドオピニオン
お大事にどうぞ。
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