こんばんは。
>1.について
ないと思いますよ。
>2.4.について
この2つはたぶん同じ話だと思うのですが、歯列矯正後のブラックトライアングルを心配されてるのではないかと思います。
成人の場合、矯正云々の前に大なり小なり歯周病の問題があることが少なくなく、矯正が終わると歯肉が下がり、ブラックトライアングルが見えてくることがあります。
ただこれは、厳密には矯正とはあまり関係ありません。
歯並びが悪いと、歯根〜歯根の幅が狭くなる関係上ブラックトライアングルが見え難くなっているので、歯並びが奇麗になると歯肉も適正な位置まで下がり、本来の見え方になるというだけです。
あまり神経質に心配する必要はないと思うのですが、矯正治療と先行して歯周病についてはチェックして、並行してメインテナンスは欠かさないにこしたことはありません。
一応保守的な考えとしては、歯周炎+矯正は、歯を支えている骨を加速度的に溶かしてしまうと言われています。
歯周炎のない状態で矯正を勧めるのが原則ですね。
(※例外はあります)
フロスはあまり直接は関係なくて、歯間ブラシの細いのなら必要になるかも知れないです。
>3.について
一概には言えないのですが、「慣れる」と考えておいてたぶん問題はないと思いますよ。
逆にあまり言われない成人矯正のメリットですが、小児矯正と違って治療への協力度が高いことが多く、またカリエスリスク(むし歯になる危険度)の高い時期を過ぎているため、矯正治療中のむし歯などは非常に少ない様に感じます。
また、矯正治療は終了後も保定期間というのが非常に長くかかるのですが、これも患者さん自身の「やる気」や「理解度」が非常に重要ですから、成人の方が安心です。
あるいは顎の骨の成長が完全に終わっているので歯を動かすにあたって予測が立てやすかったり、いい点も結構多いですよ。
個人的には大人の矯正の方が好きだったりします。
注意すべき点としては上述の歯周炎の扱いや、治療済みの歯の評価のあたりでしょうか。
一般歯科の先生とも密に連携が取れていると安心ですね。
時間はかかりますので、焦らずじっくりと最後まで頑張って下さいね。
お大事にどうぞ。
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