《岐阜市》右上６番ヘミセクション後の残歯の痛み

右上６番ヘミセクション後の残歯の痛み

やよさん

女性

45歳

2012-04-03 23:11:09

参考：過去のご相談
＊右上６番ヘミセクション後の土台の種類
他

よろしくお願いします。

右上６番をヘミセクションし残歯の根管治療を今年１月より開始しました。

現在、残歯の痛みがとれないため全く治療がすすまない状態となっています。
強い痛みではありません。
普段は重い感じと鈍痛です。
押すと痛みが強くなります。
歯肉は腫れていません。

担当医は原因が分からず歯を残したいのなら様子をみるしかないといいます。

しかしいつまで様子をみればいいのでしょうか。
たぶん神様しか分からないのではと絶望的な気持ちになっています。

残念ですが抜歯も仕方ないと思っています。
実際に診察してみないと回答も困難と思いますがこのようなケースの場合の先生方の治療方針を参考にしたいのでよろしくお願いします。

マイクロスコープを持つ歯医者は非常に遠方で受診困難です。
ヘミセクション後レントゲンは一度もとっていません。

ノアデンタルクリニック・ホワイトエッセンス(岐阜市)の渡辺です。

先生方のコメントの通りで色々可能性はあると思いますよ。

個人的な、「勘」のレベルの話で、一番ありそうな気がするのは歯肉の炎症です。

見た感じで腫れてなくても、上6番の場合は元々歯根が３本もありますので、切る根にもよるのですが多くの場合「吹き溜まり」みたいな場所が出来てしまって、清掃性が非常に悪くなります。

また悪いことに日本人の奥歯はヘミセクション（←カルテ病名で、正確にはトライセクション）には不向きな「胴長短足」の形をしていることが多いので、歯肉もめくって切断面を明視出来る状態にしながら慎重に削って行かないと、ほとんどの場合で「バリ」が残っています。

「吹き溜まり」も「バリ」も歯肉の炎症につながりますから、自分だったらそういったところから確認をしていきたいところですね。

もちろん根管治療の方も、上顎6番と言えば一番成功率の低い歯と考えていいと思いますので、かなり怪しいと感じます。

総じて非常に難しい治療法を選択されていると思います。
よほど条件が整わないと予知性が悪い方法ですから、個人的には抜歯もやむなしと思いますよ。

参考→ヘミセクションの予後、成功率

2012-03-22 00:26:29

この相談の詳細情報

このページは歯チャンネル提供のリンク機能を使用して、原文より一部抜粋したものです。全ての質問文と回答を見る際は、原文をお読みください。
原文を見る	右上６番ヘミセクション後の残歯の痛み
メインカテゴリ	歯の痛み <508> 歯の根っこの病気・異常 <342> 根管治療(神経・根の治療) <1081>
サブカテゴリ	神経の無い(神経を取った)歯の痛み <157> 歯科治療後の歯の痛み <169> 根管治療の治療法 <442> 根管治療後の痛み <171> ヘミセクション(トライセクション) <49>