こんばんは。
担当の先生にもよく相談されて、担当の先生の得意な方法、自信のある方法というのは最優先して下さいね。
参考までにですが、現在usako52さんが提示されている選択肢は、
@メタルボンド
Aハイブリッドセラミック(前装タイプ)
Bハイブリッドセラミック(ジャケットタイプ)
の様ですね。
ご希望が、
>自分の歯の根が割れるのが一番いやです。
>二番目に、色合いはこだわっていませんが、コーヒーやお茶が好きなので、治療で使用するプラスチックのように着色が目立って取れないのはいやです。
>三番目に、耐久性があれば良いなと思っています。
>大事に使って10〜20年使えたらと思っています。
>着色してもホワイトニングで綺麗になるとか、
部分的に割れた後に、もう一度入れ直さなくても、修復しやすいとか、利点があればしりたいです。
ということですが、歯根破折に対してはハイブリッドセラミック(A、B)に分があるかも知れません。
(ハイブリッドセラミック自体がすり減ったり割れたりしやすいので)
ですが歯根破折の主な要因はクラウンの材質の選択ではない様に思います。
着色を考えると@の方がいいですね。
A、Bは名前はかっこいいですが材質としてはセラミック(陶器)ではなくてプラスチックですので、耐久性という点でも一般的に劣ります。
プラスチックの着色は染み込む系の着色になりますから、着色してしまった場合の除去は難しく、コーヒーがお好きな方には若干不向きかも知れませんね。
基本的にハイブリッドセラミックは安価という利点と、利点でもあり欠点でもある軟らかくてすり減ったり割れたりしやすい(が、修理はしやすい)という特徴がありますが、全体的には保険の前歯(硬質レジン前装冠)と似た様な特徴を持っています。
大事に使って10-20年、と言われれば、多くの歯科医師の感覚ではメタルボンドの方を勧めるのではないかと思いますよ。
あと他のお勧めの材料と言うと、個人的にはe.maxという名前(オールセラミックを作る一連のシステムの名前)のオールセラミッククラウンが最近は好きです。
比較的新しいシステムなのでかかられている医院で使用されていないかも知れませんが、メーカーが出している物性に関する数値からは、従来からあるメタルボンド等のセラミックに較べてかみ合う相手の歯に優しい様に感じますし、オールセラミックですから歯根や歯肉の黒ずみの心配もなく、ガラスに近い成分を使用している為に透明感があり変色もなくて、色も奇麗な様に感じます。
ただしメタルボンドも昔からあって非常に信頼性のある作り方ですし、担当の先生がそちらの方に自信がありそうでしたらその方がいいと思いますよ。
ハイブリッドも相当こだわって、ケースを選んで使いこなせれば悪くない材料だと思うのですが、そうなると一番の利点である価格も高くなってしまいますし、安易に使用してしまえばトラブルも多い様です。
先生によって色々な意見もありますので、個人的意見として参考程度とされて下さいね。
特に担当の先生とは、よくご相談されて下さい。
お大事にどうぞ。
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