こんにちは。
必要かどうか?と言う議論は難しいですね。
あってもきちんと使えてないところがほとんどですし。。
現状、あるから安心、ないから心配ということでは全くないですよ。
あとグローブやオートクレーブなどがこれだけ普及してきたのも比較的最近ですけど、社会問題が起きていたのかと言うとそうでもありませんよね。
タカタ先生のおっしゃる様にモラルと言い換えた方がイメージ的に分かりやすいかも知れません。
きちんと感染について勉強して、その上で自分でもそこで治療が受けられると思えるかどうか?が重要なのかなと思います。
(勉強すればオートクレーブぐらいは”必要”と感じることになりそうですが・・)
あと現実的にはコストの問題もありますよね。
これはまた違う知識も必要なんですが、薬液消毒のみの医院がオートクレーブまで使うシステムに変更すると、物凄くコストがかかります。
極端な話、モンチッチさんや院長先生の今のお給料が少し減ってでも必要と考えられるかどうか、どれぐらいまでの負担ならバランスとして納得出来るか、納得出来る範囲でどこまで行うか、医院全体のモラルとも言えるかも知れません。
その人の倫理観、モラルによっては患者さんの安全よりも自分の給料が大切かも知れませんし、それはそれとしか・・。
今から本気の滅菌システムを確立したら、本当に給与に影響出ると思いますよ。
経営全体で見直す必要さえあるかも知れません。
因みにオートクレーブはかけられない器具も色々ありますし、かけられない物はどうするといいのかとか、モンチッチさんも他人事の様ですけど責任ある立場なのですから、勉強して他のスタッフや経営者とディスカッションするべきだと思います。
勉強してなかったから問題が起きても許されるということはないですからね・・。
でもくれぐれも、こういうこと↓にはならない様に・・^^;
参考⇒京大医卒の父をもつ衛生士の卵です。歯科の感染危機管理が気になる
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