こんにちは。
歯周病菌検査や、その結果に合わせた投薬などが治療に入ってくると、それ自体は保険適用外になる可能性があり、一連の歯周治療自体も扱いが保険でできるかどうか・・並行して行う他の虫歯治療等も保険でできるのか、判断の微妙なところですね。
批判もあるかと思いますが、個人的には重度の歯周病の治療は保険の範囲で対応しようと思うと赤字でするか、諦めて抜歯を勧めるかの選択になる様に感じます。
他の疾患でもそうだと思うのですが、平均から外れた病態というのは保険という制度の中の、標準的な手法で対応するのはやっぱり難しいですね。
ということで、保険治療と併用しようと思うとルール的にはグレーゾーンかも知れないのですが、重度の歯周病だけどなんとか歯を残したい、とお考えであれば、あとは金額に見合う価値をご自身で感じられるかどうかがポイントになってくると思います。
因みに歯周病菌検査の有用性自体には藤森先生のおっしゃる通り、様々な意見があり、結果を見ての対応も様々です。
経済的なところで考えると、
検査(自費)+治療(保険) がもしも可能なら(自分には判断できませんが・・)、トータルコストとして捉えられた方がいいかも知れません。
冷静に判断するためにも、セカンドオピニオンは良いかも知れませんね。
治療が始まれば歯周治療は治療後のメインテナンスも含めて、非常に長いお付き合いになりますので慎重に選ばれて下さい。
お大事にどうぞ。
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