こんばんは。
お母さんのことで心配ですね。(一応ご本人以外のことでの相談というのは基本的にNGなのですが、お母様がPCを使えないと考えて回答します)
「ブリッジ」という言葉の使い方が私たちと少し違う様ですから、
下の歯の残っている歯が
右下84321
左下12345
と仮定しますね。
この様な状態だと、「噛み合わせ」の力に対して支えになる歯が8445だけになり、かなり少なめではあります。
もしも上の歯が正常歯列で、噛み合わせも「普通」だとしたら、445(8は噛まない場合も多い)への負担が強く、前歯に助けてもらってなんとか揺れるか揺れないかぐらの、ぎりぎりのところだと思います。
ですがお母様の場合、上の歯は入れ歯ということですから、それほど強い負担がかかっているとは考え難いです。
歯を失って来た原因も歯周病ということでしたら、入れ歯の調整の前に、残存歯が揺れてないかをチェックしたいところですね。
残存歯が揺れている状態だと、入れ歯も揺れることになりますので、あちらこちらの粘膜に傷がついたり痛みが出ることに繋がると思います。
>@について
噛み合わせの状態にもよるので正確なコメントは出来ませんが、思い浮かぶのが3通りあります。
a) 残存歯の揺れを解決 + 精度の高い、上手な先生の作る入れ歯(多くは自費)
もちろん、どちらか一方だけでもうまく行く可能性はあると思いますよ。
ただ基本的に、部分入れ歯を作ったけど調子が悪くて使わない とか、5年もしないうちに作り直し、と言うのは一般的によくある話ですし、特別な噛み締めなどもあるのかも知れませんし。
となると、担当されている先生が上手でないのかどうかは判断しにくいと思います。
b)下の歯をしっかりと固定(連結冠) + 場合によっては延長ブリッジ
残存歯から考えると、頑張っても5CBA@@ABCD68ぐらいがなんとか出来るかどうか、というところかと思います。
少し勇気が要りますが、左下の8を右下6あたりに移植も出来たらすごくいいかも知れません。
ただこの方法は、施術も管理ももの凄く難しいですし、金額的にもインプラントと同じぐらいになりそうですので、あまり考えない方がいいかも知れません。
少なくとも先生の方から提案がなければ、選択肢として考えない方が良さそうです。
c)インプラント
十分ありだと思いますよ。
ただしこの場合は、残存歯の歯周病の問題だけは必ず解決してから進める様にして下さいね。
インプラントにも歯周病(インプラント周囲炎)というのが起こる可能性がありますので、非常に気を使う必要があります。
短期的に見れば比較的簡単に今回の様な問題を高確率で解決出来る良い方法なのですが、長期的にトラブルを起こさずに行けるかどうかは別の問題になります。(全般的に言えますが・・)
思慮深そうで、慎重そうな先生を選ばれて下さい。
>Aについて
実際に拝見しないと分かりません。
担当されている先生にお聞きになった方がいいかと思いますよ。
残存歯が少なくなってくると、その方その方で解決しなくてはならないポイントが大きく変わってきます。
まずはかかりつけの先生と修正を重ねるべきですが、それで解決の糸口が見つからない様なら何軒かは、セカンドオピニオンを求めてみるのもひとつの方法かなと思います。
何軒かで相談したけどかかりつけの先生と同じ結論、ということなら安心も出来ますしね。
なんとか解決するといいですね、お大事にして下さい。
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