こんばんは。
基本的に、このままインプラント治療に進むのはよくなさそうな感じがします。
前回の投稿(2011/1/1)では、右上2番と左上1番は歯周ポケットは(通常抜歯するほどでもなさそうな)5mm程度で、両歯とも根管治療をしているというお話でしたが、今回8月の抜歯理由は「原因不明のヌルヌルした透明の液体」だったということなのでしょうか?
8ヶ月も治療していて、それが改善しなかったということですよね・・
前回の回答にもある様に骨内の精査が必要ですが、これはインプラントの診断のためにもCT撮影があると思います(あった方がいい)ので、遅くともその時には精査出来ると思います。
ですが両隣の歯を抜歯した今現在も症状が改善していないということなら、インプラントを入れて解決するとはとても思えません。
それとインプラントですが、厳密な歯周治療とその後の管理をしていく必要があります。
前歯3本をもしも歯周病で抜歯したのだとすると、奥歯は同等かそれ以上に状態が悪いはずです。
詳しい記載がないので分かりませんが、これらの治療には非常に時間がかかります。
もしもここを飛ばしてのインプラント計画だとすると最悪ですね。(インプラントもいわゆる歯周病菌に感染します)
インプラントは、きちんとした歯周治療が達成できてから初めて選択出来る治療法のひとつと考えるべきなのですが、極端にインプラントの症例数が多いなどの、歯周治療を軽視していそうな医院も実際にはある様ですので注意して下さい。
それと、歯周病が原因で抜歯したとなるとこの部分には骨があまりないはずです。
おそらく何らかの造骨処置をされるのでしょうが、非常に難易度も高く、シビアになりますから、なおのこと歯周治療は徹底されてないといけません。
それ以前に「原因不明のヌルヌルした透明の液体」が、原因は特定出来ないままだとしてもなくなってからしか次の処置には進まない方がいいと思いますよ。
お大事にして下さい。
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