連投ですね・・^^;
なんでも心配しすぎはよくないですよ。
ご質問の件について、意見がある程度分かれることはご存知の通りですが、
>歯茎を磨く事は悪い事ですか?
これについては、傷さえ作らなければ悪くはない。
けれど、特にいいこともないし、磨いたりマッサージしたりする必要性はない。
学会レベルではおそらくこういった見解になるかと思います。
>歯磨き粉についてもですが、こちらも悪いと良いの2つの回答が多々見受けられました。
何度も書いていますが、むし歯学の専門家は、誰でも最低限行うむし歯予防のために、
「フッ素の入っている歯磨剤を、1日2回は使う様に」
と推奨しており、量は多めでうがいも控えめにすることを勧めています。
ただ化合物には違いないので、中の成分で歯肉の調子が悪くなる様な方も稀にはおられる様です。
今まで問題なかったのなら大丈夫でしょう。
日本では昔から、フッ素の効果を軽視したり、歯磨剤による清涼感や研磨性を嫌う先生が一定数おられます。
当然ながら、ブラッシングの技術や間食や糖質・炭水化物の摂取量等含めた厳密なプラークコントロールが実践出来ている場合はフッ素も歯磨剤も必要ではありません。
使いたくない事情があれば、その他の方法でのむし歯予防を徹底的に行う必要があるでしょうね。
タイヨウ先生の書かれた通り、ひとつの側面だけで判断するのは良くありませんよ。
>何分くらい磨くのがベストなのでしょうか?
フッ素の効果を考えると、あまり長時間のブラッシングはフッ素が唾液で流れていってしまうので理想的ではありません。
であれば、量を多めにするとかうがいをしないとか、最後にもう一度フッ素を使用するとかすれば良いです。
プラークを落とす、と言う意味では、その人その人の技量やリスクによって目標値が変わってきます。
言い換えると、「その人がその人にとって十分プラークを落とせる時間」が適切な時間になるのですが、これには個人差がかなりあって、おおよその目安としては数分〜20分ぐらいかなぁ・・と思います。
いずれにしても、
>しっかりした個々の状態に合わせた予防プログラムを立案してもらうと良いと思いますよ。
・・ですね。
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