こんばんは。
>そういったリスクを、専門医である先生方はお伝えしたかったのではないかと・・・・・・・
私もそう思います。
というか医療ですから、結果を保証するなんてとても出来ませんし、「絶対大丈夫」なんて言う先生がいたら絶対心配。。
ただ、正確に数値化することは難しいにしても、インプラントと外科的根管治療の成功率を比較すると、グルコサミンさんの場合インプラントの方がおそらく高いのは事実だろうと思います。
感覚的に、これはなんとなくイメージでの数字ですけど、
「インプラントの成功率(※生存率ではなく)」・・80%
「外科的根管治療の成功率」・・50%
だとして、だからといってインプラントを選ぶべき、ということにはなりません。
治療方法を選ぶ場合には、医師側から見て客観的に判断出来る確率に、患者さんが希望の大きさをかけて選択すれば良いので、例えば
「インプラントが成功して噛める様になった場合の嬉しさ」・・25%
「外科的根管治療が成功して噛める様になった場合の嬉しさ」・・100%
だったとしたら、
「インプラント」・・80%×25%=20%
「外科的根管治療」・・50%×100%=50%
となり大逆転になります。
実際には失敗した場合の悔しさやコストなども計算していく必要があるのでこんなに単純ではもちろんありませんが、専門医の意見は意見として、どちらに賭けるのかは患者さん次第だと思いますよ。
因みに、インプラントは失敗するとかなり厄介ですが、根管治療の失敗はそれからインプラントでもブリッジでも選択できますよね。
でも根管治療は成功したとしても、その後むし歯や歯根破折のリスクはずっと引きずります。
コスト的に合理的なのは早いところ抜いてしまってインプラントにした方がおそらく良いです。
最終的に決めるのはご自身ですが、迷う様なら何人かの先生とよく相談してみて下さい。
相談した先生の中で、なんとなく一番価値観の合いそうな先生に、「先生の歯だったらどうされますか?」なんて質問がいいと思います。
お大事にして下さい。
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