こんにちは。
つまり、前の歯科医院ではポケットの計測をせず、近接している4番を抜いて5番にクラウンを被せたが、今は5番近心に11mmのポケットがある。ということですよね?
これは今の先生に言われている通り、
・根が近接していたことで45間に特異的に歯周炎が進んでいた(※実際ありうる話です)
・4番抜歯時に5番を傷つけた
あるいは
・5番の歯根破折
などの可能性が考えられますが、実際のところはもう分かりません。(破折なら今後確認できるかも知れませんが)
仮に前医でポケットを計測していたとしても、こういう場合のポケットは計測ミスも多いですから、結果は同じだったかも知れませんしね。
いずれにしても経緯について悔やむより、過去は忘れて今後のことを建設的に考えられた方が良さそうですね。
>5番の内側のポケットは現在11、外側は3です。(ほかの歯もすべてポケットは3)。
>すでにクラウンをはずし、歯根が2〜3ミリ残っていたので薬を詰めなおし、1週間様子をみて駄目なら抜歯をすることになっています。
とのことですが、これだけの情報だと抜歯しか方法がないのか、よく分かりません。
根尖病変+一箇所のみ11mmのポケット
と言う条件なら、適切な根管治療と、適切な歯周外科処置でももしかしたら、もう少し良い状態にまでなら持って行けるかも知れません。(実際に拝見してないので分かりませんが・・)
あるいは根尖病変の状態によっては、適切な根管治療後、もっと長い期間を経過観察することでポケットが改善してくる例もあるにはあるのですが、現在の先生の治療計画からするとそういう感じでもないのかも知れませんね。
それぞれの治療法に一長一短ありますので、抜歯する前にもう少し可能性を探るのもひとつですが、いっそ抜歯してブリッジでもインプラントでも、それぞれ悪くないと思います。
重要なのは、今後の治療法の選択肢についてよく説明を受けて、ご自身で納得して選択することかと思います。
受け身で治療を受けて結果が悪いと「あの歯医者が・・」とまた思ってしまうかも知れませんから、同じことを繰り返さないで済む様に、担当の先生とは十分に話し合いをする様にして下さいね。
お大事にどうぞ。
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