こんにちは。
責任感があって、いいですね(^^)
健診(というより、予防目的のメインテナンスですよね?)を担当するということは、実は非常に責任が重いです。
色々な考え方はあるかも知れませんが、担当衛生士はむし歯やその他口腔の危険信号を可能な限り発見して、的確に患者さんや歯科医師に知らせる責任があると思います。
とは言え最終的に法的な責任を持つのは院長なので必要以上に構えることもありませんが、患者さんにとってそんなことは関係ありませんので、出来る限りの精一杯の仕事はしましょうね。
むし歯の発見については、これは誰がどの様に行ったとしても大変に難しいことです。
ですのでメインテナンス中の患者さんであっても、たいていはどこかに見落としている様な、小さいむし歯があるはずだとお伝えして、お互いにそのつもりで接していくのが良いと思います。
私は、患者さんに「むし歯はありません」と言い切ることはありませんし、その様に自信を持てるケースもなかなかありません。
メインテナンスの目的は、理想的には「何も起こさないこと」ですが、何か起きてしまったり、見落としていたものを発見してしまうことはあります。
今回のむし歯がどの程度のものであったかは分かりませんが、もしもぱんぱんださんが注意していれば1週間前に発見出来ていたものだったとしたら、今後同じ事を繰り返さない様に何か改善していくべきでしょう。
ある意味治療よりも大変なことを任されているという自覚は持つべきだと思います。
むし歯の発見率を高めるために、どうしても時間が足りないと感じるのなら、時間を作る努力をしましょう。
クリーニングの時間を短縮化するとか、もし保険でしていて(ほんとはダメなんですけど)採算の問題で時間が作れないのなら自費で行なえる様に医院に働きかけるとか、それが無理と言われれば何を改善すれば出来る様になるか考えて、実行に移すとか、そういうこともメインテナンスを担当する者の責任のうちだと思います。
あと、担当する衛生士には、むし歯や歯周病のリスクを細かく正確に判断出来る知識が必要です。
これには本当に時間を費やすことになりますが、同じチェアータイムでも知識のあるなしで見える世界が全く異なってきます。
あとは、問診をしっかり行う、(リスクの高い部位を)明るく照らす、エアーをしっかりかける、ルーペなどで拡大してよく見る、ミラーを2重に写らないものに変えるなど、基本をしっかりおさえましょう。
ルーペなんかは慣れも必要ですけど、今はCiなんかで1万円ぐらいで購入出来るので、一個ぐらい自分で買っておいたらいいと思いますよ。
今が衛生士としてジャンプアップできるタイミングだと思いますから、ぜひ頑張って下さいね、応援しています(^^)
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