こんにちは。
なるほどごもっともですね。
これは歯科医療に限らず、お金のやりとりをする現場では常に不安になりますよね。
他の先生方も書かれた通りですが、違う視点でも考えると、ほぼ初対面の相手を信頼するかどうか、という問題でもあると思います。
これは普段から、買い物をするときなどでも常に無意識に考えていることだと思います。
相手の身だしなみや物腰、世間話の中からの想像など、案外普通の、そういう直感の様なものが実は大切な様に思いますよ。
・・というか、基本的にそれしかない様な気もします。
逆に歯科医も、初対面の患者さんに対してこの方はどういうタイプの方だろうなぁと想像しながら接する部分は、やはりあると思いますよ。
上記一般的な特徴の他、歯科特有なのはおっしゃる様に過去の治療内容(これは良きにつけ悪きにつけです)や、あとはプラークコントロールレベルもかなり重要視していると思います。
上手ではなくても、一生懸命歯磨きされている様な方に対してはこちらも気が乗るでしょうし、いかにも自分の口腔内には無関心、磨き残しや治療途中で放置してある様な歯がある様な方では、対応も無意識のうちに変化しているでしょうね。
他にも予約を取って時間通りに来院されるかとかも結構重要で、そういった行動と歯周検査の数値の関連性を観察した様な研究もあるそうです。
治療費を重要視されても良いですが、それだけに偏りすぎるとまた変な方向に行く可能性もあるかと思います。
当院の場合も削らない・抜かないための自費診療という位置づけですから結果被せ物も少ないですし、抜歯にもなかなかならないのでインプラントも非常に少ないですよね。
・・という相手の言い分が信用出来るかどうか?
この辺りが「人を見る目」に委ねられるのかな、と思います。
|