こんばんは。
設問には細見先生が答えて下さっていますので要点だけ。
金属の裏側のむし歯は角度や位置によって見えたり見えなかったりしますし、レントゲンだけでの診断は結構難しいです。
まさかないとは思いますが、デジタルのパノラマを導入したばかりだったりとかすると、画像の処理や設定の問題で、金属の横が黒くむし歯っぽく見える場合もあります。
どちらにしてもパノラマではむし歯の正確な診断は厳しいです。
金属の裏に出来るむし歯の原因はほとんど、処置した歯科医の手技による部分が大きいと思われますから、仮にひとつ、外してみて中に本当にむし歯があったとしたら、同じ歯科医院で行った処置に関しては他も疑ってみてもいいかも知れません。
それと、かみ合わせの面の中だけに、小さく詰めてある様な金属でしたら、そうそう裏にむし歯があることはありません。
疑わしいのは、歯の横の面（隣接面）までかかっている金属の裏ですね。
歯の中にあるむし歯については、予防方法は「精度の高い治療を受ける」しかありません。
仮に、精度の高い治療を受けられていて、歯の中に大きなむし歯が残っているけど外側は緊密に接着して蓋されている・・という状態であれば、そのむし歯が進行することはないそうです。
試したことないですが・・そうみたいです。
ですが金属の詰め物には隙間が必ずできますので、本当に金属の裏にむし歯があるとしたら個人的には治療を勧めます。
まず何よりも診断が不可思議と感じておられる様子ですから、複数の歯科医に診断を仰がれた方が良いかと思いますよ。
お大事にして下さい。
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