こんにちは。
当院も、妊婦さんのクリーニングは半額に設定しています。
(完全にタイヨウ先生のところのパクリです)
厳密に言えば授乳期ぐらいまではホルモンバランスも違ってくるので、特に気をつけるべきでしょうね。
歯磨剤については、前回のご相談でも少し触れました様に、製品ごとの違いというのは大きく見ればほぼありません。
ですので医学的な回答としては「(フッ化物さえ入っていれば)何を使っても一緒」と言うことになるかと思います。
あとは個々の歯科医師や歯科衛生士の考え方によって勧め方が変わってきますね。
以下個人的な意見ですが、
歯周病に関しては、プラーク抑制に有効なクロルヘキシジンを微量に配合している、ということで効果がある、ということになっているジェルコートFは、向いているかと思います。
(※きちんと証明されているとは言いがたいのでどうしてもこういう書き方になります 否定している訳ではありません)
知覚過敏に関しては、アパガードロイヤル中のハイドロキシアパタイトのナノ粒子が象牙細管と言うところを封鎖する効果がある、ということになっているので、これも有効かも知れません。
ただフッ素も一般的に知覚過敏に対して多少有効だろうと言われていますし、フッ素の中でもより有効と考えられているフッ化ナトリウムが配合されているジェルコートFなら一応どちらにも向いていると考えて良いかも知れませんね。
(※アパガード中にはフッ化物が配合出来ないので含まれていませんが、フッ素とは別の働きでむし歯予防効果はあると説明されています)
知覚過敏抑制効果については臨床的に、「合う、合わない」がある様ですから、1ヶ月ぐらい継続的にその製品のみを使ってみて、効果が感じられなかったら他の(出来れば作用機序の異なる)製品に変える、と言うのも方法だと思いますよ。
因みに知覚過敏用で有名なシュミテクト(※アパガードとは作用機序異なる)にも、最近はフッ化物が配合されて、歯周病ケア用の製品などが出ていたりもします。
たぶんこれらの差は、それほどはっきりとは感じられないのではないかと思うのですが、買い物のヒントぐらいに受け止めてみて下さいね。
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