はじめまして。
これはですね、、実際に拝見しないことには何とも言えません。
要は抜歯矯正が向いているケースなのか、非抜歯が良さそうなケースなのか、そういう矯正学的な診断が必要です。
アテになるかは分かりませんけど、参考までにものすごくザックリと説明すると、出っ歯気味なら抜歯矯正の方が収まりはいいことが多いです。
抜くなら5番よりは4番を抜いた方が効率的なことが多いですが、奥歯の位置不正や、無髄歯がある様な場合はこの限りではありませんね。
インビザラインなどのマウスピース矯正は、一般的にはダイナミックな矯正にはあまり向いてないと思います。
全然出っ歯気味でもなくて、歯列不正がごくわずかならありかも知れません。
まして、ブラックトライアングルが今すでに目立っている様な場合なら、歯の側面を削る余地もありますからなおいいでしょうね。
個人的にはマウスピース矯正には不信感もなんとなくあるのですが。
あと、お国がどちらかわかりませんけど、通常出っ歯傾向かどうかは顔を側方から見て判断します。
日本人の場合は鼻先、下唇、顎先がほぼ一直線に並んで、下唇は少し前方にはみ出すぐらいが美しいとされるのですが。
白色人種の場合は鼻が高い分、唇は先ほどのラインよりも後ろに引っ込んでいるのを美しいと定義しています。
ですので、当院の患者さんでも実際にあったのですが、日本人としてはぴったりの口元でも白人の矯正医に診断して貰うと抜歯矯正を勧められる様なケースがどうもありそうな気がします。
いずれもあくまで傾向、目安のひとつですので、余裕があるならもっと色々な矯正医に意見を聞いてみた方がいいと思いますよ。
もしも本当に抜歯矯正でもインビザラインでもいける様な境界線のケースだとしたら、個人的好みで言えば抜歯矯正の方が良さそうな気がします。
参考までにして下さい。
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