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左上1,右上2抜歯、矯正しても埋まらない右の隙間にブリッジの提案 |
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綿楽 さん |
女性 |
42歳 |
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2011-01-25 16:28:21 |
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お世話になります。
歯並びが悪く、上左右1番が出て同2番が凹んだ状態でした。
上左1番が数年前から触るとぐらぐらするようになり、経過観察でしたが、引越を機に転院し、その転院先では
「このまま置いておいても近い将来抜けてしまうので、抜歯して矯正しましょう」
と言われました。
バランス等もあり、上記1番とともに、右2番(20年以上前抜髄)を抜歯ということになり、2年前から矯正を行っています。
前歯がもともと虫歯なのと、サイズを補うため、矯正後、左右1,2はセラミッククラウンの予定です。
左は隙間が順調に詰まり、1番の位置に2番がきちんと収まったのですが、右が2番の位置に3番は移動したものの、元の3番の位置に隙間(細い歯1本分)ができてしまいました。
矯正の先生には、
「どうしても隙間が残るが、時間をかければかけるだけきれいな歯並びは作れる」
と言われました。
しかし、クラウンの担当の先生からは、隙間を2,3のブリッジにしましょうとのことで、現在の歯型を取って模型を作ってくれたのですが、模型は左2番からブリッジ含む4番までを連結にしたものでした。
「全部つなげるのですか?」
と訊いたら、
「その方が安定するから」
と言われ、驚いたのですが、何よりも(わざわざ抜いたのに、ブリッジなんて!)と、ブリッジという点が何というか抵抗感が拭えません。
それに、ブリッジにすると右7本左6本になるのですね……左右対称でないというのも気になります。
上記の方法が妥当なのかどうなのか、ネット等で調べてみたものの情報が逆に多すぎて疑心暗鬼の状態です。
かといって、他にどう提案すればよいのかと悩んでいます(自身の年齢的なこともあります)。
先生は「きれいになるから」と自信ありげに説明くださったのですが、このまま先生の言われるままでいいのか不安です。
先生によって方針は様々でしょうから、一概にどれがいいとか決め付けられないのでしょうけれど、せめて、この治療方法が一般的であるのか、他にできることはないのか、知りたいと思います。
よろしくお願いいたします。 |
こんにちは。
通常は1番や2番を抜いての抜歯矯正というのは行わない方が綺麗に仕上がるのですが、歯の寿命を優先しての治療計画だった訳ですね。
寿命を優先することと、仕上がりの綺麗さを優先することの、どちらかしか選択出来なかったのですから、多少の問題は仕方ありませんね。
・・ややこしいですが、左1番(元々は2番の歯)から、右1番、2番(元々は3番)、隙、4番の、言わば???3?と言う設計ですよね?
当然実際に拝見してみないとコメントは難しいですが、支台歯4本の5本ブリッジという設計は、原則的には非常に精度が出しづらいですよね。
つまり4本中の何本かがしっかりとはまらずに、僅かな隙間が空く危険性が相当高いと思います。
(担当の先生は今までそうなっていてもなっていなくても、キチンと出来るおつもりだと思いますから、この点について直接確認されても無意味ですよ)
これがデメリットですが、逆にメリットとしては矯正でたくさん動かした前歯の"永久固定"を兼ねられますから、矯正後の後戻りの不安がかなり軽減できます。
あるいは、矯正によって重度の根吸収が起きていたりして、歯1本1本がぐらぐらする様な場合だと、連結して補強・固定するという考え方もあるかも知れませんね。
精度が出ない→むし歯の原因になる→ブリッジのやり直し?
連結固定しない→歯並びの後戻りの原因になる→矯正のやり直し?
と考えると、固定しない場合の事故の方が、個人的には受け入れやすい気がします。
ですのでもしも可能なら、もっともっと時間をかけて矯正して、隙間を完全に埋めて、連結はしないのがやっぱり理想かも知れません。
(出来ないとか、良くない場合もあります)
無理なら、最小限の大きさのブリッジ(?3?)が出来ないか、相談されると良いと思います。
この設計は普通は負担に耐えられない無茶なバランスの設計になるのですが、今回は?が犬歯ということが有利ですね。
多分至極一般的な発想だと思いますので、逆にそうしない理由が何かあるのかも知れません。
左右非対称ということにはさほど問題はないと思います。
他に隙間を敢えて残しておく、という選択肢もケースによっては考えられるのですが、今回の部位はさすがに目立ちますからね。
インプラントもリスクが高そうなケースなので、考えられそうにないですね。
ご参考までにして下さいね。
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