2本を薦める先生ばかりですね。
私も2本でも良いと思いますが、敢えて1本の回答もしておきます。
15mmを補うのに1本では確かに足りないですね。
ですので、普通に1本+隙間を残しておく、というのも考え方だと思います。
考え方にもよりますが、大体半々ぐらいでスペースを使ってもいいかなと思います。
もともとインプラント1本で大臼歯1本を作るのは頭デッカチになって無理を感じるので、人工歯は思い切って小臼歯大に。
で、後ろの親知らずについてはないものと考えて、もう隙間は大々的に(7〜8mm)残す。
それなりに大きい隙間ですから、案外物は挟まらないはずです。
通常、骨太でがっちりした顔でも(笑)女性であれば、6番まで歯が揃っていれば食事に不自由は感じないはずですから、とりあえずは問題ないと思いますよ。
ただし、余裕があるならやはり2本、連結というのは安心です。
多分1本で問題は出ませんし、圧倒的に経済的なのですが、2本にしておければ、強度の問題はまず間違いなくクリア出来ますし、仮着がしやすいので将来のメインテナンスも少し楽になるのではないかと思います。
(※クラウンの固定方法にもよるので、担当の先生に確認して下さい)
ですが2本入れるには結構ギリギリのスペースですから、ちょっとでも気を抜いて作ると、メインテナンスのしようのない、どうしようもない中途半端な位置関係になることも少なくありません・・。
当院に他院から転院されてくる方の中では、ほとんどの方でそういった問題を感じます。
後の清掃性、先生の技量が不確か、経済性あたりが気になる場合は1本(しかも小さめ)という作戦にも分があるかと思いますし、逆に先生の技量が確かで、経済的にも無理でもないかなぐらいでしたら、2本の方がいいかな、と思いますよ。
ご参考までに。
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