こんばんは。
色々悩まれている様で…
ただむし歯って色々な原因が積み重なって出来る病気なので、予防法もこれじゃないとダメ、みたいな正解はありませんよ。
当院でもそうですが、患者さんごとのむし歯(や歯周病)の危険性や、その方のライフスタイル、趣向などに合わせて時間をかけて予防メニューを時間をかけて作っていきますから、結局最後は人それぞれ、という回答になります。
>●フッ素塗布の効果は虫歯予防以外になにかありますか?
>効果が虫歯予防だけなら、極端にいえば、食生活と歯みがきだけで虫歯を防ぐことができればフッ素は必要ないということなのかなと思いますがこれであっていますか?
そうですね、食生活と歯磨きだけでも、十分予防することは可能です。
このアプローチは山田先生がお得意ですから、過去の回答は参考になるでしょうね。
甘い物を一切与えない、おやつはきゅうりかスルメ。みたいに徹底出来そうなら、相当確信が持てますね。
フッ素さえすれば安心という訳でも全然ないですし、不安な場合の「保険」みたいなイメージでもいいかも知れません。
>●小牧先生の回答から→1歳児には500ppmのものが理想とのこと
>尾崎先生の回答から→ホームジェルは970ppmとのこと
500ppmって、溶液(ジェル)中に、0.05%のフッ素、という意味ですから、970ppmが不安ならジェルの量を半分に減らせば同じことです。
(口腔内に十分行き渡らせようと思えば、低濃度の物を大量に使用するか、時間を長くブラッシングするなどがより有利ですが、実質的にはわずかな差だと思います。)
あと似た様なご質問がいくつか続いてますが、安全性については通常心配には及びません。
危険な量ではないですよ。
ただ何にでも、不安を煽る様な情報は氾濫していますから、ご自身で加減してみて下さい。
あくまで「保険」ですから…
もしも自分の子供だったら、日頃のホームケアでは吐き出せない間はごくごく少量(≒低濃度)にするか、食生活の内容などによっては使わないかも知れません。
大体吐き出せる様になりしだい、出来るだけ頻繁に使うかと思いますよ。
口に入れた水の量と吐き出した水を同じコップで見比べれば分かりますからね。
意外と飲み込んでしまってる時期もありますよ。
歯科医院でして貰うプロフェッショナルケアでは、吐き出せない間はフッ素の効果を期待するというよりも、練習の意味合いの方が強いので、9000ppmのとかはまだ使わないと思います。
これが正解という訳でもありませんから、新しくかかる歯科医院でよく相談しながら試行錯誤していって下さいね。
お大事にどうぞ。
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