参考:過去のご相談
・〔写真あり〕クラウンに穴を開けて行う再根管治療について (アメリカ)
他多数
お世話になっております。
(過去の相談が、名前で一括検索できませんでしたので、探すことのできた関連のある相談を文中に挿入しました。)
本日はクラウンの作り直し、材質、そして歯科医院との信頼関係につきご意見を拝聴できればと思い投稿します。
15年ほど前に日本で作成したと思われる左下6番(抜髄歯)のメタルボンドクラウンが昨年末にはずれ、再接着しました。
その後今年1月および5月にセラミックが一部欠落し、また、くさび状欠損も生じてきていることから、そろそろ潮時かと、今回ここ数年のかかりつけである当地タイのクリニックでクラウンの作り直しをすることにしました。
セラミック欠落時のご相談:
・〔写真あり〕国際移動数日前、左下6番、クラウンの一部が欠けた(タイ)
クラウンの装着後、思うところがあり、かかりつけのクリニックに問い合わせたところ、指定した金属でなかったことが判明しました。
経緯を説明しますと、今回クラウンを最終接着する前に、技巧物を見せてもらう機会がないまま装着の流れになり、見せてくださいと一言お願いしようかと考えたのですが、唾液を脱脂綿で拭き取り準備万端という状況で言い出しにくく。
また、昨年一度このかかりつけのクリニックで左上7番の一部セラミックのゴールドクラウンを作成した時の仕上がりも良いものだったので、まな板の上の鯉状態で歯医者さんを信頼するしかないかと思ったのです。
左上7番のクラウン:
・〔写真あり〕インレーの左上7番が欠け、クラウンレングスニング中 (タイ)
今回の左下6番のクラウンの最終接着後、自宅で見てみますと、セラミックの色あわせなどは問題ないようですが、舌側のメタルマージンが殆どなく、それ自体は審美性も高く良いのかもしれないですが、金属部分の材質が全く確認できません。
考え始めると、クラウンを見せないまま接着されたのが不自然なような気がしてきて、ここ数年のかかりつけである歯科医院との信頼関係が崩れるのも不本意ですが、なるべくやんわりと、材質を確認してくれないかとお願いしました。
すると、院長である担当医からの返事は:
・95%金のメタルボンドをラボに注文して、注文書も95%金になっているが、ラボに実際に確認をとってみたところ45%金のものが作られていた。
・長いつきあいのラボであるが、このような間違いは初めてである。
・通常材質をチェックするけれども、今回チェックしなかったのでお詫びする。
・ラボに95%金で作り直すよう注文したので、3週間後(院長の休暇後)に交換したい。
その際の処置は簡単で痛みもない予定。
ここで、歯チャンネルの先生方にご意見を伺いたいのですが。
1)クラウンの交換について:
もう既に代替クラウンは出来てしまっているとは思うのですが…。
クラウンを交換する回数は少ないほど良いという認識なのですが、素材が違うという理由で、交換することによる歯への負担はいかほどのものでしょうか?
もし少なからずも歯に負担を与えてしまうのであれば、歯のことを考えればあえて交換しないで差額を返金してもらうなどの方が良いでしょうか。
代替品を作成したクリニックとラボには嫌がられるかもしれませんが…。
ただ、現在装着されているクラウンが、なにしろ金属部分が目視確認できないため、先方の言うように実際に45%金であるのかも不明な状況なのは確かです。
2)クラウンの材質について:
45%金と95%金のクラウンでは、どの程度良し悪しに差があるものでしょうか。
3)以前作成したクラウンの材質を問い合わせることについて:
今回の件で、昨年作成したゴールドクラウンも、本当に95%金なのか不信感を抱き始めてしまいました。
素人患者としては、黄色っぽい金色なので、沢山金が入っているのだなというぐらいの判断材料しかなく、95%と45%の差がわかるのかどうかも不明です。
つきましては、以前作成したものについても、確認を求めても良いものでしょうか。
あまり喧嘩のようになりたくはないのですが、クリニックかラボが金属素材を実際注文されたものよりも低いグレードのものを使用して利鞘を稼ぐようなことを行っているとしたら、許しがたいものがあります。
今回問い合わせた後の医師の回答が、誠意ある対応のようにもとれますし、一方ややもするとそのような状況に慣れているような印象(気づいた患者には対応することによって悪評の拡大を防ぐなど…)も受けます。
ご意見拝聴できれば幸いに存じます。
長い文章をここまで読んでいただきありがとうございました。 |