こんにちは。
クラウンの耐久性については、素材の問題もありますが、どういった先生に処置してもらうかが最も重要な要素です。
参考⇒右上4,5番にインプラントを考えていたがブリッジを薦められた
それと、審美性と両立させるのにはまた問題がありまして、例えば30年後、hanahanaさんの歯の色は、今の色とは随分変わってしまうはずです。
ですので全く変色しない人工歯を、今周りの歯の色とぴったり合わせて装着したとしても、30年間ずっと自然で審美的、と言うのはまず無理ではないかと思いますよ。
27歳と57歳では歯の色は普通全然違いますからね。
それと特に、時間的要素を抜きにしても片側の1番だけが人工歯というケースが、実は最も難易度が高いです。
先生を選ぶときには過去の症例写真なども見せて貰いましょう。
耐久性については技術のある先生と技工士が本気で取り組めば、歯の状態やご本人のお手入れ次第では10年ぐらいならたぶんなんとかなるかと思います。
努力して、運も良ければ数十年というのは夢ではないかも知れません。
ですが審美性については、個人の感覚もあるので一概には言えませんが、せいぜい10年とか、それぐらいではないかな、と思います。
27歳という年齢は歯の色や歯肉の形の変化も多少落ち着いてきていて、良い時期ではあるのですけどね。
対策として、左右11でオールセラミックで処置しておけば、周りの色が変わってきても目立ちにくいので将来的に多少安定しそうな気もしますが、大きな欠点として健全な反対側1番が犠牲になってしまいますからね。
どちらにしても、10年ぐらいしたら作り替えるつもりをしておかれた方が現実的かと思いますよ。
自動車よりも過酷な環境で使用する人工物なのですから、10年という時間でさえも、途方もなく長いです。
>できれば、30〜40年もつとうれしいのですが、
と言う気持ちもとてもよく分かりますけどね。。
お大事にどうぞ。
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