こんばんは。
30歳というと、ちょうど歯科疾患に関しては自覚症状が現れにくく、仕事や家庭も忙しいためか歯科医院に行く方は少ないのに、将来に向けて悪い方の準備をせっせと始めている頃かと、個人的には感じる時期です。
今のこのモチベーションは、とてもいいと思いますよ。
>一般的な保険診療適応の歯科の検査だと細菌検査などは行っている所が少ないように感じるのですが、保険外でも良いのでと言えばそういう検査も可能なのでしょうか?
歯周治療目的の細菌検査は、保険適応外になりますね。
一部でも検査を保険外で行えば、その医療機関では歯周治療全てを保険外で行わなくてはならなくなります。
無料で行う分には問題ありません。
経営的には問題ありますが・・。
>またそれが出来ない様な時は出来そうな所を紹介してくださいと言っても良いものでしょうか?
>私の今の状況でそこまでするのは焦り過ぎですか?
ルールの話ですると、現在通院中の医院をA歯科として、
A歯科で保険で歯周治療→B歯科で細菌検査→A歯科で歯周治療再開
は、「患者さん主導」であれば問題ないかと思われます。
これがA歯科の先生が主導となってくると、解釈によっては微妙ですので、基本的にはお勧めはしません。
または、
A歯科で保険で歯周治療→A歯科で虫歯治療→全て終了→A歯科で保険外でメインテナンス開始+保険外の細菌検査
もOKです。
治療終了後に行う意義は「?」ですが・・。
一方で医学的な話でしますと、今の状況でそこまでするのは確かに焦りすぎですね^^;
細菌検査までしなくても、傾向を掴んでそれに合わせた対応は十分出来ます。
専門医でも、医学的な理由でルーティンで細菌検査を行う先生は、ほとんどいらっしゃらないと思います。
通常の検査や治療のアプローチでうまく行かない様な、特別な一部の方を対象に付加的に行うのが細菌検査など、、と言う位置づけが本来は正しい解釈でしょうね。
でもそれでも、細菌検査でどれほどのことが実際分かり、結果に合わせた効果的な治療法があるのか? と言うと色々疑問も沸いてきますし、まだやや試行錯誤している段階と言えるかも知れません。
(決して否定をされている訳ではありません)
興味本位で受けてみる分には良いと思いますよ。
参考⇒顕微鏡による歯周病菌検査の信頼性は?
>可能であれば歯周病の進行速度?を教えてください。
一般的なのは、30歳前後から密かにスタートして、重度になるまでにウン十年です。
6mmの歯周ポケットがあったとのことですから、実際に診査してみないと確定的なお話は出来ませんが、おそらくはそんなに焦らなくても・・と言う気はします。
詳しくは担当の先生に・・。
>個人的に今の先生やスタッフさんがとても好きなので、出来るだけ今の所に長く通えるようにきちんと話が出来るようにしたいのです
↑と言うことですので、ここが一番大切ですよね。
ミチヲさん自身が安心を得るために、細菌検査に興味を持たれている訳ですから、そのことを率直にお話されれば良いと思いますよ。
ポイントとしては、
・やらなくてはいけないものではない
・やって害のあることでもない
・保険では出来ないので、ルールとの兼ね合いを考える必要がある
ということだけ踏まえてお話されれば、気分を害される様なことは決してないと思いますよ。
「じゃあ、治療が全部終わったら、試しにやってみようか?」
なんて展開もあるかも知れませんしね。
お大事にどうぞ。
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