こんばんは。
役に立ちそうにない、楽しい話題ですね。
井野先生のレジンを基準にされるのも酷な話ですが・・
>1.について
自分自身も左下6番の咬合接触面にレジンを使用しているのですが、実は少しだけ感じます。
これは患者さんからも指摘されたことがありますね。
やや、カチッとしなくて、物足りない感じはしますよね。
>2.について
ん?なぜでしょう?
レジン充填で使うレジンは光に光触媒が反応して重合反応が始まりますから、未重合部分が出来るとすれば単純に考えると表層ではなくて深層ですよね。
この辺りは確かにレジンのメーカーや色、当てる光照射器の強さや照射角度・距離などの配慮があった方が良いかも知れません。
それと、酸素があると重合反応が阻害されますので、何か透明の物でコーティングした状態で重合するか、一層削る必要がありますね。
(別に残していても大した問題はないですが)
ただ実際には、それなりにまともに操作さえしていれば、ほとんど気にしなくても臨床的には大丈夫みたいですからご安心を。
いやでもそれなりにはきちんとした方が・・。
>3.について
凄いところに気が付きますね^^;
レジンは、線収縮で4%ぐらいだったか、確かに結構縮みます。
ですので、細かい先生だとちょっとずつ盛って、硬化させて、またちょっと盛って硬化させて・・と言う、「積層充填」という方法を使いますね。
更に言うと、例えばキシリトールさんの様に4方を歯質に囲まれた穴に充填する様な場合、底に一層ひいてしまうと4方が縮んで引っ張り合いになるので、1面か2面だけ接触させて・・と言うのを繰り返す積層充填や、ごく微量の弾力のある、柔らかいレジンをクッション代わりに一層使うなどの工夫をする先生もいます。
ただこれも、臨床的にどれほど差が出るかはかなり微妙なところですね。
>4.について
概ねその様な理解で良いと思いますよ。
単純な形にしておいた方が、割れたりもしにくそうですしね。
細かい利点を言えば、かみ合わせの調整がしやすいとか、噛んだ時の感触が良さそうとか、プレミアム感とかドクターの自己満足とか。。
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