昨年11月頃,左上1番目の前歯(刺歯)をぶつけ,歯茎が腫れてきたため,歯医者に行ったところ,レントゲンで歯根にひびが入っているのが確認され,結局年末に抜歯しました。
抜いた歯の隣の右上1番目は神経を抜いた歯,左上2番目は健全な歯です。
ブリッジにする場合,健全な方の歯をまるごと削るのに抵抗があるため,インプラントの相談をしました。
上顎の状況をデジタルレントゲン写真で確認したところ,抜くまでに3週間くらい,やや膿んでいたためか,骨が後退していること(歯茎もその歯の上だけへこんでいます),特に唇側の骨が不足していることから,通常であれば骨の移植手術を行った後にインプラントを埋めるとのことでした。
しかし,その病院では骨の移植手術はできないとのことで代替措置として,骨が後退した位置から,上顎の斜め奥側の方向(歯が生えている向きよりやや寝かせた向き)に,長めのインプラントを刺し込み,インプラントと義歯の連結点の角度を曲げて前歯の並びを揃える方法を提案されました。
もともと下の前歯を,上の前歯にあまり当たらないように削ってあったため,インプラントと義歯の間に屈曲点があっても強度的には大丈夫だろうとのことでした。
また,おそらく歯茎が不足するであろうから,両隣の歯より歯が長く見えることになるだろうとのことでした。
その病院にはCT撮影装置がないため,最終的には一度切開して骨の状況を確認してからインプラントの可・不可を決めたいとのことでしたが,インプラントと義歯の間に屈曲点があることや,CT撮影なしでインプラントを長く打ち込むことで上顎洞や切歯管にインプラントが突き抜けることがないかということが心配です。
提案された方法のリスクが大きいようなら,切開して確認せず始めからブリッジにしようかとも考えています。
骨の移植の代替措置として,このような方法は一般的に行われているものなのでしょうか?また一般的に行われているとすれば,成功率も通常の方法と大差ないものなのでしょうか?
長くなってしまいましたが,よろしくお願いします。 |