おはようございます。
それはオールセラミックブリッジではなくて、メタルボンドではないでしょうか??
裏側に金属が入っていたら「オール」じゃなくなりますし、メタルボンドかと。
7万のメタルボンドならたぶん一般的には最安値ぐらいかと思いますし、オールセラミックは大抵はメタルボンドよりは高価ですしね。
もう一度確認されることをお勧めします。
ジルコニアのロングスパンに関しては、私もしたことはないのですが、製作(コンピューターでの削り出し)自体は変形も少なく、高精度に出来ます。
(メタルボンドの場合、フレームは手作業で鋳造して作るので、ある程度収縮してしまいます)
そういう意味ではむしろ向いているのですが、全ての歯を全くの平行に削るドクターの技量的にかなり高難度なのと、型採り材や模型を作る石膏の精度の限界が3cmぐらいまで? という点で、どっちもどっちかも知れません。
製作途中でひずみなどが問題になった場合に、メタルボンド(メタルフレーム)ならどこかを切断してまた溶接することも、難しいですが出来ることは出来ますし、敢えて最初からそうすることで模型の変形を補償して精度を出す方法もあるのですが、ジルコニアフレームだと機械まかせの一発勝負になる点が、良い様な悪い様な、悩ましいところですね。
ジルコニアのミリングマシーンも年々良くなっている様ですし、どちらかと言うと実際に担当される先生や技工士さんの求めているレベルや、出来るレベルによって向き不向きが変わる様に思いますよ。
それと、私も前歯部は基本的にブリッジを第一選択で考える方なのですが、敢えて逆の意見も書きますね。
前歯部のインプラントが審美的な問題を起こしやすい最大の原因は、抜歯した後の骨の変形が著しいからだと思います。
ぞんさんの場合は抜歯後35年もたっている訳ですから、これ以上の変形は極めて少ないのではないかと思います。
ですから、現時点で、もしも造骨が不要なほど十分な骨量(※必ずCTで、骨の前後的な”厚み”も確認して下さい)があるのでしたら、インプラントというのも案外良いかも知れません。
治療期間中の仮歯は、今と同じブリッジタイプにすればいいですからね。
悩みは尽きないと思いますが、担当の先生の一番自信がある方法も尋ねてみるなど、よく相談しながら決めて下さいね。
お大事にどうぞ。
と書いている間に井野先生からもコメントがありましたね。
なるほど、「オールセラミック」は、メタルボンドのカラーレスの意味かも知れませんね。
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