かかりつけの歯科で、パノラマレントゲンの上顎前歯、右1の上(鼻の下辺り中央付近)にうずらの卵程の大きな影があり、歯根のう胞か鼻口蓋管のう胞の疑いがあると診断されました。
上右1は以前に神経を取って薬をつめてあります。
今は特に自覚症状はありません。
おそらく摘出手術が必要になると思うので、一度大学病院で詳しく診てもらって下さいということになり、紹介状を書いてもらいました。
大学病院での診断は、上右1の根の先がのう胞らしき影にかかっているので、上右1が原因の歯根のう胞の疑いが高いというもので、のう胞摘出+歯根端切除の必要があるというものでした。
急ぐ必要はないが、放置しても少しずつ大きくなり、いつか急性の炎症を起こすかもしれないから、摘出した方がいいとのことで、10日程の入院が必要になるだろうと説明を受けました。
こちらのサイトで私が学んだことは(間違っているかもしれませんが…)
・歯根端切除術は根を3mm程切り取ってしまうので、最終手段(抜歯の手前)だと思った方がよい。
・まずは専門家に再根管治療を依頼して、それでもダメなら切除という流れが望ましい(その場合、おそらく自費になるので、ある程度の出費は覚悟が必要になる)。
・切除する場合、口腔外科というよりも外科的歯内療法という観点からの専門家による顕微鏡の使用+切除+MTA逆根管充填(保険外)が望ましい(9割方成功?)。
・いずれにせよ、根の再治療がうまくいく可能性は低い???(これは、一般論/一般の歯科医ではという内容だったかもしれません…)
・のう胞なら摘出が必要だが、のう胞と確定するには摘出後検査が必要で、レントゲンにしろCTにしろ“らしい”ということしか言えない(それとも摘出も必要ない場合が多いのでしょうか…、よくわかりません)。
・影が大きい場合、再根管治療での成果はあまり望めない。
質問1
大学病院で部分的に詳しく撮影してもらったレントゲン上では、薬はしっかり詰まっているように見えるそうです。
うずらの卵程というのは結構大きな部類に入るそうですが、こういった場合でも、まずは再根管治療をした方がいいのでしょうか?(大きな病変?/病巣?を再根管治療で対処できる可能性はとても低いのでしょうか?)
大学病院の担当医は、薬がしっかり詰まっているので必要無いと説明しています。
質問2
摘出+歯根切除+逆根充“無し”になりそうなのですが、これだと再発の可能性が高くなってしまうのですよね?
仮に、保険内の切除術を望む場合でも、何かしらの逆根充をお願いした方がいいのでしょうか?(保険適用のオススメ材料はありますか?)
質問3
執刀医によりけり、ケースバイケース、予後不明(予知が無理)ということになりそうですが、摘出+切除のみ、逆根充無しだと、ざっくりと再発の可能性の目安はどの程度に思っておけばいいでしょうか?(半年以内に7割方再発するんじゃないかとか…、大雑把にでも数値を出すのは無理でしょうか?)
質問4
今回はひとまず摘出+切除のみで対処して、数ヶ月ごとぐらいにレントゲンで経過観察をした場合、仮に再発しても、のう胞の規模はもっともっと小さくて済むのでしょうか?
根は短くなるのでリスクは大きいが、ひとまず大きなのう胞は摘出。
再発したら、小規模で、もっと緻密な対処にチャレンジというようなイメージです。
大きいと摘出手術自体はどこかで必要になる可能性が高いのでしょうか?
あまり費用のことを前面に出したくはないのですが、裕福なわけでもないので、やはり私にとっては大きな問題です(健康の方こそ大きな問題であるとも思いますが)。
成功6〜7割程度見込めるなら、保険内で摘出+切除をお願いしようかと思っています。
あまり悩みすぎるのもよくないですから…。
担当医は、再発の可能性は…と、いろいろはっきり言えないという説明をしてくれました。
また、再発の可能性が高そうなニュアンスのようにも受け取れる説明でした。
やはり、はっきりと言えないような問題なのかもしれませんし、こちらもいろいろと相談不足のところがあります。
現状のままだとせいぜい成功は1割程度(あるいはもっともっと低い)、自費で顕微鏡+MTAの蓋、逆根充というような方法でなら9割方再発はしないというのであれば、費用や専門医を探す手間などは二の次になりそうです。
今のところ緊急性はないので、かかりつけ歯科医や大学病院の担当医と、上記のようなことをこれからもっと詰めて相談していこうとは思っているのですが、こちらにある様々な情報を拝見しまして、手術の決断が一気に崩れて道を見失ってしまったというか、どうしていいやら途方に暮れてしまいました。
何かわかりやすい指針があればうれしいです。
よろしくお願いします。 |