こんばんは。
たぶん治療法が何通りも考えられますので、迷うところでしょうね。
私も山田先生と同じく、何でもインプラントで解決しようと言う風潮は心配です。
とは言え、ひとつの選択肢としては捨てがたい魅力もあります。
あくまで、いくつか考えられる方法の中のひとつとして検討していくべきだと思いますよ。
さて、あぁさんの様な場合に、私ならどの様な計画を立てそうか考えたのですが・・・以前の回答にも同じことを書いてました^^;
たぶん私なら第一候補は4〜5のスペースにインプラント(1本?)で、7番は欠損のまま放置です。
自分の考えがブレてなくて安心した一方、もう結構古いスレッドですよね??
ずいぶん長い間悩まれているのですね。
で結局インプラントを提案している訳ですが、
・原因の分析と除去(山田先生が書かれている内容です)
・4〜5のスペースに十分な骨があること
・7番中間欠損放置のままで、大きな問題は発生しそうにないこと
が条件で、他の方法に勝る点は
・6番が無髄歯→長持ちしないかも??、負担軽減のためにブリッジにするのを避け、隣に敢えてインプラント(=6番を守るためのインプラント)
・将来の入れ歯の可能性のために、8番を残せそうなら是非残したい(そういう意味では、ブリッジは危険??)
といったところですね。
心配されている様に、デメリットも確かにあります。
あと将来もしも入れ歯にしたくなったら・・という問いに関しては前回も書いた通りです。
ただ、自分なら骨が足りないのを強引に作ってまでインプラントをしたいとも思いませんし、そこまでの補強が必要なのかどうか、かみ合わせを診たり、CTのデータなどを撮ってから判断したいところですね。
結局将来どの様なことが起きるのか正確に予測するのも無理ですし、ここでどの様な治療法が良いでしょうと言ったアドバイスは極めて困難です。
ひとつ言えるのは、インプラントを長持ちさせるためには歯周病予防と同じことを継続させる必要があります。
(ご自身による管理+医院による管理)
逆に言えば歯周病予防の見通しがキチンと立つのならインプラントはとても良いオプションのひとつですね。
>どの治療法にもメリット,デメリットがあって同じ位置にあるものと考えが変わりつつあります。
↑これは全くその通りだと思います。
よく「一番良い方法でして下さい」と言われますが、答えは人それぞれですし、ご本人の価値観にも照らし合わせる必要がありますので医師一人で決められるものでもありません。
歯の場合は、どうあれ命に関わる様な問題でもありませんから、「必要な治療」というのもあってない様なものです。
治療方針をひとつ決めるだけでも、患者さん本人も担当医も悩むのが当然だと自分は思いますよ。
しっかり悩まれて下さい・・というのも変な助言ですが、それで良いと思います。
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