こんにちは。
他のご投稿に目を通していませんから、詳しい経緯は把握していないのですが、難しい症状が出てしまっている様ですね。
原則的に、1本や2本のかみ合わせの変化から体調までがおかしくなるというのは、今分かっている歯科医学で上手く説明づけることは難しいです。
ところが私のクリニックにも遠方から、その様におっしゃる患者様が現実に複数名いらっしゃいますので、実際にはあることなのだと感じてはいます。
ただどうしても念を押しておかなくてはいけないことは、かみ合わせの変化が原因で体調がおかしくなったことが確かだと仮定しても、かみ合わせが元通りに再現できたところで完治するという保証はありません。
きっかけにはなったとしても、治る治らないは別問題だということは、頭の片隅に置いておいて頂きたいです。
その前提で、今考えるべきことは、体調云々などの結果は別として、歯科的に出来るだけ適正な治療を受けて、歯を長持ちさせることだと考えます。
>●7番の虫歯治療後、6番の銀冠が入らなくなった
これは、欠損があったことで歯が傾斜・移動を起こしたと予想できます。
頻繁に起こることですが、現実問題として防ぎきることは出来ませんし、それで実害が出ることは稀だと思います。
かみ合わせの変化=身体が適応するための自然な変化
と捉えることも出来ると思いますよ。
>●銀冠を入れたいので、7番の6番に対する側面を削ることになったが、それは一般的にしていることなのか?
一般的で、手っ取り早く、短期的に考えると最もリスクが少ない方法だと思います。
yuki7さんにとっては、かみ合わせが今以上に変化するのに恐怖感があるということを、おそらく担当の先生も理解されている訳ですから、今回の問題は側面を削ることで対処するのが最もリスクが少ないでしょうね。
一方で別の見方をするなら、7番が傾斜・移動をして、6番との間隔がおそらくとても窮屈になった状態のまま、6番に再度銀歯を作ることは、6番と7番の間、もしかすると5番と6番の間も今後の掃除が極端にしにくくなるかも知れません。
歯と歯の間は適正に開いている方が、掃除をするためにも、精度の高い被せ物をするためにもとても有利に働きます。
ですがこういったことは部分的な矯正なども必要でしょうし、保険診療の範疇ではありません。
また、かみ合わせが今現在よりも多少、普通は問題にならないとは言え変化することが必至ですので、総合的に考えるなら今の治療方針でも良いのではないかと思いますよ。
少なくとも、今の歯が入ってないままの状態よりは、どんな形でも歯は入った方が、今よりは良いはずですしね。
通常そんなに心配するほどのことでは全然ないですし、おかしな治療方針でもありません。
担当の先生とは何でもよく相談して、安心できればお任せしたらいいですし、安心できないなら先生を変えるなど、特別に考えずに普通に対応されれば良いのではないでしょうか?
早く良くなるといいですね、お大事にどうぞ。
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