相変わらず、同業者そのものの視点ですね。
私も個人的な考えを。
>医師が手作りしていて症例もガンガン載せているようなサイトだといいのですが・・
これは以前にタカタ先生とも話していたのですが、サイトに症例写真を載せると、すぐパクられてしまうんですよね。(私の症例ぐらいでは心配ないと思いますけど)
逆にパクってきている写真の可能性もあります。
個人情報保護の観点も配慮しないといけないですから、あまり容易ではありませんね。因みに歯チャンネルのイラストなどもよく・・。
◇拡大鏡やマイクロスコープを使っているか
これは全く同感です。日常的に使用しているDrにとっては、肉眼でまともな仕事が出来る訳ないでしょ。というのが本音だと思います。
◇う蝕検知液を使ってもらえるか
これは実はちょっと難しい面があります。
う蝕検知液も多分何種類かあると思うのですが、少なくとも一昔前まで一番メジャーだった種類(今はよく分かりません)のものは、”染まりすぎ”だったことが通の間では有名なので。
つまり、削り不足はないものの、削りすぎる可能性が・・。
私の読んだ研究論文では、「よく研いだスプーンエキスカベーターで、熟練した歯科医師が削る量」が最も正確だった・・という夢のない結果が出ていました。
ですから、知識と技術のある先生の中には、敢えて使わない先生もいらっしゃるんじゃないかと思います。
◇1人あたりの治療時間(私のイメージでは仮封までに1時間はかかるかと)
保険では厳しそうですね。
◇ドリルの使い分け、シリコン印象、技工士が顕微鏡下で作業しているか
ドリル、顕微鏡は感覚的に同意できますが、シリコンについては向き不向きもあります。コストは圧倒的にかかりますのでそういう意味での評価は出来ますね。
◆院内技工のところの方がベターでしょうか?
良し悪しですね。
◆医師の経歴については、大学でどういう分野を専攻しているかは関係あるのでしょうか。
自分も大学に残っていた人間なのですが、大抵は仲のいい先輩に誘われて・・とかそんな感じで残る人が多かったですね。
それにしても、多少はその先生の考え方っていうのはうかがい知ることが出来るかも知れません。
偶然その科を選んだ可能性も高いものの、将来自分が歯医者として生きていくのに、どんな分野に重きを置くか、と真面目に考えて選ぶ先生も当然います。
(主婦Aさんぐらいになると、今時○○を選ぶなんて・・ という感覚もお分かりになりそうですね。因みに私は”歯周病”専攻でした)
それと、批判はあるかと思いますけど学位ですね。
私は学位を取りたいと思って大学院に残って取ったのですが、歯科の場合最低4年かかります。(厳しい大学だともう数年かかるところもあります)
こういう正規(?)の取り方を「甲」と言うのですが、実は大学にはほとんど来ないのに、研究室に長年お金だけ払い続けるとその内順番が来て、ゴーストライターが自分の学位論文を作ってくれて取れちゃう”場合もある”(全員じゃないですよ!)学位もあって、それを「乙」と言いました。(←大学院に残っていた経験があると、根に持つんです・・)
学位が臨床の役に立つとは思いませんが、お金で学位を買う先生はちょっとどうかと・・。(※乙でも真面目に努力して自力で取られる先生もいらっしゃいますので、そういう先生はむしろ凄いですよ。全員ではありませんからくれぐれも誤解のない様に)
ですから大学にやたらと長くいたのに学位も取らず・・となると、普通給料だってまともに出ませんし、タカタ先生のおっしゃる様な一面もありますから、私なんかはちょっと不思議に感じますね。
それと接着関係の講習についてですが、私の知る範囲では2日間以上のものがありません。
あるかも知れませんが・・、確かにウケが悪くて人は集まらないというのもあるでしょうね。
ですから、色々行ってる先生だと、単発のもの(1〜2日間のもの)って、書き出すとキリがないので書かないと思いますよ。
でもインプラント関係にばかり偏ってると、確かにちょっと怖いですよね。
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