おはようございます。
長引きそうな予感はしましたが、やはりなかなか終わりませんね。。
現在必要なことは、
1)感染の除去が出来ているか?(ゼロにはならないので、生体の許容範囲内まで、が目標)
2)再感染のルートが完全に遮断されているか?
の2点です。
1)については、坂上先生のご指摘どおり、自覚症状だけで判断することは出来ません。
根管充填で比較的成功例の多い、根管充填材の位置、というものもありますから、このレントゲン写真からついコメントが出てしまうのも理解出来るのですが、レントゲン写真を見て細菌感染を確認することは出来ない以上、あまり参考にはなりません。
もしも感染の除去さえ達成できているのなら、私はこのままで十分だと思います。
今回は初回の抜髄時で、根管の中はもともと無菌状態ですから、治療中に新たに感染させない限り、問題になる可能性は低いはずです。
やみくもに再充填する方がリスクを伴うと考えて良いと思います。
気軽に主治医以外にレントゲン写真を見せて、コメントを求めない方がご自身のためかも知れません。。
問題は2)の方で、ストッピングだと隙間が空くので、再感染を起こす危険が高いと思われます。
早めにレジン等で完全封鎖をしてもらって下さい。
歯質の量は十分ありそうな感じなので(←推測)、コアの使用の有無や材質による影響はほとんど出ないと思いますよ。
目でもレントゲンでも見えない「細菌」が相手の処置ですから、どこで安心出来るかは難しいところですが、このままレジンコアでも、納得するためにリスクがあっても転医して一から処置をやり直すにしても、早めに行動に移された方が良いと思います。
お大事にして下さい。
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