混合診療・・ですね。
医療認可の降りてる機種でのCT撮影なら、保険診療中に利用する場合には「無料なら」OKです。
(・・とこちらでは確認しました。
地方によって違う場合がありますが。)
(※特殊なのう胞や腫瘍などの疾患が疑われる場合は、CTも保険で撮影出来ます)
有料で撮影する場合、混合診療(差額徴収)にあたるので、以降自費にしないとダメらしいです。
と言っても機械がフェラーリ並みの金額ですし、維持費も年間軽自動車分ぐらいかかりますので、無料で・・と言うのはどうかと思いますけどね。
(それに自費かどうかを判断する根拠が、昭和51年の文書で、現在の医療水準に当てはめようとするともう訳がわかりません・・)
まともに、
「CTを有料で撮ってもいいですけど、あと保険が使えなくなりますからね」(が、正式)
とお話して何人患者さんが残るか・・医院の死活問題ですから、せっかくの使いようによってはとても有効な最新の機械なのに、正式なルールでは障壁が大きいのが現状ですね。
ウチでは言ってますけど。
3mixについても、医療認可が降りてるのなら無料で行う分には良いはずですが、3mixの認可関係はよく知りません。
(注:認可=安全性 ではないのでお間違えなく)
吉岡先生も書かれてる通りですが、患者さんにとっては差額徴収もその場では良いと思います。
患者さんの顔を見てると、自分が少々危ない橋を渡るだけなら、差額徴収にしてあげたいなーと、正直思います。
その治療法や機械、薬剤、材料を利用したい場合に、払える分は国から保険で、残りは自費で、と言うことですからね。
一見お互いに得ですよね。
でも医療提供側としてそれをおおっぴらに容認してみんなで慣行してしまうと、国の健康保険制度は崩壊してしまいますよ。
どこも保険の診療報酬では少なすぎて苦労してるのですから、CT代だ、マイクロ代だ、果ては差額ベッドならぬ差額チェアー代だのアロマ代だのと(・・はモノの例えですが^^;)、どこの歯科医院に行っても高額な診療費を請求される様になるのは明白ですからね。
吉岡先生の書かれた通り、保険か自費かは技術や機械、材料もさながらですが、丁寧さに着目するべきだと思いますよ。
薄利多売の経営と、特別丁寧な診療は、両立出来ないと思う今日この頃で、自分が全力で診れるのは1日4〜6人ぐらいまでかな・・と密かに感じています。
あ、あと、いくら根管鬱(←すごい言葉ですね^^;)でもやり直す必要まで本当にあるかは分かりませんし、過剰に心配される必要まではないとは思うのですが、もしも本気でやり直しを強く希望されるなら、コアが入る前の方がいいですよ。
費用対効果も考えると、現在の状況ではそこまでお勧めしませんが。。
なんだか話がずれてしまいましたが、お大事になさって下さいね。
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