まず長文になりますことお許しください。
右前歯に激痛がして、治療しはじめたのは今年になってすぐからのことでした。
以前別の歯科医院で治療した際、
「使用した材質が合わず、炎症をおこしているのではないだろうか」
ということで痛み止めを処方され3日ほど飲みました。
痛みもひいたのですが、その後も上の左右の親不知を抜いたり、抜歯後の消毒や歯石をとったりと毎週受診していました。
2月の中旬ごろまた右前歯が痛み出し、
「痛みがひかないなら、歯が弱くなるので抜きたくないがしょうがない」
と薦められるまま神経を抜きました。
その後も毎週根幹治療という消毒に通い、先月の終わりにやっと神経を取るために開けた穴の部分を埋め、先々週には裏側をごっそり削られて土台という金属を埋める為の型を取り、先週やっと金属を入れたので今週でその入れた金属を形成するために削って治療も終わるのかと思っていました。
ところが昨日受診したら、
「型をとりますから」
ととくになんの説明もないままいきなり前歯を削り始め、私はてっきり裏側の金属を削っているのかと思っていたら、どうも表面を削っているような気配を感じました。
うがいをして現在の歯の状態を舌で確認したら、前歯の芯だけを残して他は削られていたのです。
なにが起こったのかわからず衛生士から差し歯の型をとられはじめ、呆然と
「この歯は差し歯になるんですか?」
と聞くと
「表面も黒くなっていて残せなかったんですね。」
といわれました。
表面の歯の部分も削り全体を覆うような差し歯のようなかぶせ物をするなんて、今回神経も初めて抜いたような素人の患者の私にどうして想像ができたでしょうか。
神経を抜いた後の治療が、確かに歯科医師はかぶせるという説明はしていましたが、白いセメントのようなもので埋めるぐらいだろうと、周囲の前歯の神経を抜いた人の治療の話から勝手に思っていました。
通院し始めて約半年、歯科医師からも一度も表面の歯の部分も削り全体を覆うような差し歯のようなかぶせ物をするとも、そんな雰囲気すら感じたこともありませんでした。
たしかに歯をかぶせるという漠然とした治療内容は聞いていました。
が、表面の部分も削り芯だけの状態になってから、あまりに私が愕然としているのを察したのか、慌てた様子で保険の適用や自費で作成できる差し歯の歯形や画像を見せられ、保険の適用なら5千円くらい、自費ならセラミックで色が変わらない差し歯が8万円くらいで作れるだの費用の説明をはじめ出しました。
私が聞くまで差し歯の費用・材質の説明すらなかったんです。
「色の違いは保険適用でも入れてみたらみなさん大丈夫ですよ。
とりあえず保険適用で作ってみて気に入らなければ自費で作成もできます。
その際は保険適用で作成した分の費用は頂きませんから」
と無責任な歯科医師の発言に言葉も出ず、愕然としていたら
「そんな神経質にならなくても・・」
といわれました。
神経質になるのは当然ではないでしょうか。
大事な前歯が削られて既になくなっている状態です。
どういう治療になるかぐらいの事前説明はあってもよくないでしょうか。
とにかくショックでなにもいえずにいわれるがまま型をとり、仮歯を入れられて家に帰ってきたのですが、どうしても納得がいかず歯科医院に電話しました。
削る前にどういう治療になるか、前歯の表面も黒くなっていて表面部部も削り差し歯のようなかぶせ物をかぶせなければならないような状態なのか、表面は残したままの治療は不可能だったのか等、治療の説明が不十分だったのではないのかと訴えたところ
「説明はたぶんしてるはず!」
「それが通常の処置!」
の一点張りです。
事前に差し歯になるという説明や費用、材質についての説明を受けていたらこんなにもショックではなかったはずです。
いや、わかっていたら今差し歯になんて絶対しませんでした。
たとえ色が変わろうが、耐えられるまで自分の歯を残しておきたかった。
もう私の前歯は削られてなくなってしまったので、表面も含めた差し歯にしなければならないのはわかっているんですが、治療前の歯科医師の説明がたりなかったことへの謝罪もないことへの憤りで
「謝罪と元の歯の状態に近いものに治してほしい」
と訴えたのですが、
「言った言わないの水掛け論となりますの、第三者に意見を聞いてからでなけらば返答できない」
としか歯科医師はいいません。
こういう場合どのようにしたらよいのでしょうか。
歯科医院のほうは弁護士に相談するようなことをいっているんですが、私も弁護士へ相談した方がよいのでしょうか。
とにかく泣き寝入りだけはしたくありません。
どうしたらいいのかわからないので、ご意見をいただけないでしょうか。よろしくお願いします。
現在右前歯には仮歯が入っていて、来週差し歯をかぶせる予定です。
この段階でも歯科医院を変えることもできるのでしょうか? |