こんにちは。
結局パラジウムは避けることにされたのですね。
ハイブリッドについては、私も担当の先生と同じ印象を持っていますね。
歯科材料は年々進歩してますので将来は分かりませんが、今のところは『高級な仮歯』ぐらいの位置づけで考えてます。
※ハイブリッドセラミックは、実質レジン(仮歯と同じ)です。
ですから割れる、かける、変色する、プラークが付着しやすい、適合精度が悪い、接着がうまくいかないことが多い・・などの問題が起きやすい"傾向"はあるかと思います。
メーカーや使用法、咬み合わせなどにもよるのでしょうが、私が2年前に製作したハイブリッドセラミックのブリッジ(左右臼歯部、40代男性)なんかは、先日久しぶりに来院されて拝見したところ、パキパキのペキペキに割れてまして・・
とは言えセラミック系と比べれば非常にコストが安く抑えられるのは確かに大きな魅力ですので、5年か10年ごとには交換すると割り切れるのならありだと思いますよ。
細かく症例を選んで、相当に手間をかけて製作し、きちんとメインテナンスに通ってもらえるなら結構「使える」場合もあるとは思います。
例えばこのサイトでもタイヨウ先生は非常に多用されてますし、トラブルはほとんどないそうです。
つまり材料の特性を知り尽くして、かける手間をかけ尽くして下さる先生なら何でもありだと思いますが、文面からは(ハイブリッドに関しては)そういう先生でもなさそうですよね。
価格的にもあまり手間はかけられなさそうな印象は・・なんとなく受けてしまいます。
とりあえず材料の良し悪しはともかくとしても、担当の先生が勧めない材料をごり押しはされない方が賢明かと思いますよ。
いつも書くのですが、材料よりも先生選びの方が重要です。
同じ先生であれば、その先生のお勧めする方法がベターでしょう。
どうしてもハイブリッドセラミックが良い場合は、ハイブリッドセラミックが得意そうな先生を頑張って探された方が良いかと思いますよ。
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