こんにちは。
非常に難しいところですね。
実際に面と向かって診査して、色々相談しないと結論は出ません。
お金のことも書き出すと話が非常に複雑になりますので、とりあえずその辺りは大雑把にして、色々推測も交えて書きますね。
参考程度に読まれて下さい。
まず、畑田先生が少し触れられている様に、もう少し頑張って保存出来るかどうかについてなのですが、ポケット値(pocket probing depth)が、10mm近くある様なら、少なくとも近心根(画像で言う、6番の右側の根)はたぶん無理だと思います。
もしも4-5mm程度なら、は いたこさんと同じでroot canal treatmentの専門医の意見を伺ってみれば保存の可能性は出て来るかも知れません。
・・が、チャレンジングなケースではあると思います。
10mm近い様なポケットがある様な場合、
a)近心根のみヘミセクション、遠心根のみ根管治療 +単冠(近心根の分は空隙のまま放置)
b)近心根のみヘミセクション、遠心根のみ根管治療 +5番を利用してブリッジ(森川先生の案)
c)6番は抜歯、そのまま放置
d)6番は抜歯、5番〜7番のブリッジ
e)6番は抜歯、インプラント
・・ぐらいはどれも、甲乙つけがたいところだと思います。
話し合いながらの判断しかないでしょうね。
ごくごく簡単に、(利点//欠点)のイメージを個人的な視点から書きますと、
a)抜歯までの時間稼ぎ//歯が動いて、かみ合わせが変化する可能性がある
b)抜歯までの時間稼ぎ//歯は動かないが、歯根破折、2次カリエスのリスクが非常に高くなる。
インプラント並に高額?
c)安価、1日で終わる//歯が動いて、かみ合わせが変化する可能性がある
d)つけ心地が良く、割に安価で、短期間で終わる//7番を削るのが非常にもったいない、5番に関しては神経がなく、将来的にやや不安
e)7番を巻き込まないで済む//骨の状態が悪いので、オペを慎重に判断する必要あり、高額
※a),c)については、以下の回答も参考にされて下さい。
参考⇒インプラント VS ブリッジ VS 短縮歯列咬合(SDA)
・・ややこしいと思いますが^^;、歯科医との相談の一助とされて下さい。
お大事にどうぞ。
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