こんにちは。
文面からで言えそうなことはタイヨウ先生のおっしゃる通りなのですが、山田先生のコメントについて。
歯間ブラシのたて入れは危ないと思いますよ。
私が患者さんに勧めることは今までもたぶんこれからもないと思いますが、少なくとも写真だけ見て一般の方が試すのは危険だと思います。
それとトンネリングという方法も出てきましたが、ルートセパレーションにもトンネリングにもそれぞれ向き不向きがあります。
例えば、もしも神経が生きている場合にはトンネリングなら神経を抜かずに済むと言う大きな違いがあるのですが、今回の場合はすでに抜かれている様ですし。
ですから患歯の形態、周囲の骨、軟組織の形態などから総合的に判断することになるかと思いますよ。
そういう意味では、直接診査された先生のご判断が一番「向いていそう」な気はします。
それと咬み合わせについてですが、心配するほどの変化はないと思いますよ。
ただルートセパレーションにしてもトンネリングにしても、ご自身のお手入れが非常に重要ですし(※特に歯間ブラシ)、上手にしてくれる先生も実際は少ないと思いますので、よく話し合って決められて下さい。
下顎6番のルートセパレーションの画像を添付します。
ミソは、分割した後に簡単な部分矯正を行い、根っこと根っこの間隔を広くしています。
(※今だったらもっとずっと広くしたと思います)
それとクラウンの形態を、細長い小さい歯が2本あるかの様な形にすることで、歯間ブラシが通りやすくなるかと思います。
ここの歯間ブラシを相当頑張って頂かないと、あっと言う間に虫歯が出来てしまいますからね、是非頑張って下さい。
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