はじめまして。
んー・・なかなか無茶なご相談ですね^^;
経過観察は良いと思いますよ。
>炎症等が発生した場合は薬物療法で対処してもらうことにしました。
とありますが、炎症は根尖病変が見られるのならすでに起きています。
レントゲンで黒く写る影があったかと思うのですが、それは炎症反応によって
出来た膿です。
(※厳密には、膿があるせいで骨の密度が薄くなっている→
だから像が黒くなっているのだろう・・と言う推測です。)
発症していないと言うか、今のところは根管の中にある細菌に対して、
身体の免疫力が優勢なおかげで、運良く自覚症状が出ていない状態・・
と言うことになります。
この状態が長く続く可能性はありますが、自然治癒や(内服による)
薬物療法によって改善する見込みはまずないです。
ただし張り切って治療をしたところで、リーマーの話は別としても治癒は
簡単ではないですし、治療上のリスクも小さくないですから、経過観察と言う
選択も悪くはありませんね。
(内服による)薬物療法では根管の中の細菌には作用しませんので、
効果は望めません。
根管治療を行うとなればリーマー・ファイル等の器具は必須ですので、
残る一般的な治療法としては、抜歯になるかと思いますよ。
裏技(??)として、リーマーを使わない、歯根端切除術と言う選択肢も
あるにはあるのですが、んー・・いいのか悪いのか・・。
適切に施術してくれる先生を見つけるのも難しいですし、それと部位的に、
太い神経がすぐ近くを通っているので、難しいかも・・。
その場合は意図的再植と言う選択もあるにはあります。
過去の関連するご相談をよく読まれて下さい。
参考→歯科相談室[歯根端切除、意図的再植]
もしも歯根端切除術を希望される場合、間違いなく一発勝負になりますので、
マイクロスコープを設備していて、確実に得意そうな先生に施術して
もらわれた方が良いかと思いますよ。
痛い思いをして、費用も結構かかるかと・・。
それともしも症状が出てきた時に、仮に根管治療も無理、手術も嫌、
抜歯も嫌と何ヶ月も痛みを我慢してしまうと、脳が痛みを記憶してしまって、
抜歯しても痛みが引かなくなる危険もあります。
あらかじめ、もしもの場合にはどこの医院でどうされるか、心構えを
しておかれた方が良いかと思いますよ。
お大事にされて下さい。
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