こんにちは。
タイヨウ先生のおっしゃる通りなのですが、これがなかなか奥の深い話でして。。
『保険の話』をしますと、タイヨウ先生のおっしゃる通り、
>「保険で行うフラップ手術」に限り「特定保険医療材料」として指定されている材料であれば保険で請求できる事になっています。
・・それと、この春(2008/4)からは、自家骨(顎や腰など)から採取しても保険での請求が出来るみたいです。
つまり、少なくとも日本では一般的な手技と言えます。
ただ『医療としての話』をすると、歯周外科時の骨移植に意義は、「ほぼない」と、個人的には考えています。
ちょうど最近、色々な先生の意見を聞いたり調べたりしている話題なので、まだこれから意見も変わるかも知れませんが・・。
その理屈を詳しく説明しだすと非常にややこしいのですが、歯磨きをしやすくすると言う目的でのみ、有効な場合「も」あると思います。
ただ、骨が再生して、健常な歯周組織がモリモリ回復するということは、まず考えられません。
最悪の場合には、人工物(骨補填材)が骨に置換せずに長期に渡って残存して、それがまた感染したり、(確率は低いですが)本当に歯根に接して骨が出来てしまうと、歯根の外部吸収(根っこが周りから溶けてく病気)が起きる可能性さえ"なきにしも"あらずです。
ということで今のところの個人的考えとして、自分が手術をされる立場なら、あまり骨移植はされたくはないです。
で稀で有意義そうなケース、デメリットよりもメリットが上回りそうな状態(※骨の形によります)だったとしたら、感染の心配の少ない自家骨か、あるいは保険適用ではない、もっと信頼できる材料を使ってもらいたいと思っています。
でも真理子さんの年齢からは、必要ないと思いますけど・・??
(一般的ではない意見かも知れませんし、聞き流して下さいね^^;)
参考⇒アメリカでは歯周病治療の際、いきなり外科手術を行う!?
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