初めまして。
エクストルージョンより意図的移植を治療方法と示された理由について考えられることがあれば教えてください。
右上5番の10年以上前の差し歯が土台(黒い金属)とクラウンに分かれて抜け落ちました。
近所の歯科医でレントゲン撮影後、虫歯がひどく、虫歯を除去すると歯茎の下にしか歯根が残らず、抜歯になると言われました。
(現在は接着剤で元にくっつけてますが、歯茎の奥が重く痛くなることがあります)
どうしても抜歯したくない、と話したところ、
「一つだけ方法がある。虫歯除去と根管再治療後、歯を抜いて上に移動させる。歯の包帯が約2週間、動揺が2ヶ月ぐらい続き、それから差し歯をつける。ただし、歯が上手く抜けない場合(破損)や残った歯根が少ない場合はそのまま抜歯。成功率は五分五分。虫歯除去と根管治療と移植は同じ時にしなければならないので、次回1時間予約になります。意図的移植は4万円。抜歯の場合はインプラントをお勧めします。」
という話でした。
上記の説明は理解できましたが、自分で治療方法を調べたところ、上記方法は意図的移植であり、通常は歯槽膿漏が治らず根元の治療を行うため、または歯が割れたので接着させるために行うように思えました。
虫歯がひどい場合はエクストルージョンやクラウンレングスニングが施行され、歯根を移動させるのもエクストルージョンが採用されるのでは?と思ったのですが。
特に知りたいのが下記の点です。
? 意図的移植の方がエクストルージョンよりも虫歯が進行している歯にも適用できるから?(結果は一緒なので同じなのではないかと思うのですが)
? インプラントも矯正も行う歯科医院で、エクストルージョンより意図的移植の方がやりやすいから?
? 意図的移植の方がよくあるので普通の手技だが(先生は時々すると言ってました)、エクストルージョンは特別な道具や技術が必要だからか?
意図的移植はエクストルージョンよりも成功率が下がると思います。
意図的移植しかない、と言われたことが気になります。
私は抜歯時に歯の破損の可能性が高い意図的移植よりは愛護的に移動させるエクストルージョンにしたいのです。
今週、移植を予定しています。
エクストルージョンに出来ないか相談するつもりですが、先生のご機嫌も損ねたくなく(リーマーファイルの破損時もちゃんと説明し、予防に力も入れてます。唾液検査をして私の唾液量が通常の人の半分であることを教えてくれた所で気に入ってます)、苦慮しているところです。
先生方から考えられる可能性や私の疑問点について説明戴ければ幸いです。
宜しくお願いします。
*勉強のため歯科展望108,107(2006年)のエクストルージョンの特集の文献を取り寄せる手配をしています。 |